ディズニー・チャンネルのドラマシリーズ『シェキラ!』や映画『アミティヴィル:ジ・アウェイクニング』で知られる女優ベラ・ソーン(20)が先日、インスタグラムを更新。14歳まで受けていたという性的虐待につき書き込みをし、物議を醸している。


ハリウッドの“凄腕プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタインに長年セクハラ行為を受けたという女優・映画関係者達が、昨年次々と名乗りを上げ大騒動に。それに続き「ワインスタインだけじゃない。ダスティン・ホフマンベン・アフレックも加害者だ」などという声があがりはじめ、「私も性的虐待の被害を受けました」と勇気を出し被害を打ち明ける一般人もずいぶん増えてきた。

そんな中、最近やけにワイルドになったと話題のベラ・ソーンがインスタグラムを更新。こう書き込んだ。

「私は忘れもしないある日から14歳まで、性的・身体的に虐待されて育ったの。
勇気を出してドアにカギをかけ、ドアのそばに座るようになるまでね。一晩中ドアの側にいたのよ。再び誰かに私の人生を利用されるのを待ったの。そして何度も何度も終わるのを待って、ようやくそれは終わった。だけど、生きた状態で被害から逃れられない人もいる。お願いよ。
今日は虐待された全ての人達のため、立ち上がってほしいの。#timesup(I was sexually abused and physically growing up from the day I can remember till I was 14..when I finally had the courage to lock my door at night and sit by it. All damn night. Waiting for someone to take advantage of my life again. Over and over I waited for it to stop and finally it did. But some of us aren’t as lucky to get out alive. Please today stand up for every soul Mistreated. #timesup)」

ちなみにベラは、12月にもTwitterで「ディズニー・チャンネルはこの子に何をしたの? 性的なイタズラを受けたんだと思う」とのツイートをファンより受け、こう返答していた。

「そう、イタズラされたのよ。だからあそこはディズニーなんて呼べる場じゃなかった。(Yeah I was. So it wasn’t Disney.)」
「この世の中って、時として異常なものになり得るの。(The world can be a sick place sometimes.)」

ベラがディズニー・チャンネルの『シェキラ!』に出演していたのは2010年から2013年であり、彼女が12歳頃からの3年間になる。
当時このツイートに多くのファンが驚き、米メディアも「子役時代に業界でセクハラ被害か」と彼女のツイート内容をとり上げ、セクハラ被害を受けた人の相談窓口(ホットライン)なども紹介していた。

そんな彼女のインスタグラムには、「本当に気の毒に」「どうかセラピーで癒しを」という同情コメントがズラリ。また「私にも同じような経験があります」という告白コメントも少なくはなく、性的虐待・セクハラ問題がいかに深刻かに、改めて注目が集まっている。

画像は『BELLA 2018年1月9日付Instagram「Today is a selfie day」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)