板谷由夏が主演するドラマ『ブラックファミリア ~新堂家の復讐~』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週木曜11時59分)が、10月5日0時9分より放送スタートする。

【写真】板谷由夏、『ブラックファミリア ~新堂家の復讐~』で愛する娘の死の真相を追う

 本作は、『ブラックスキャンダル』『ブラックリベンジ』に続く“ブラック”シリーズ第3弾“となる復讐ミステリー。

謎の死を遂げた女子高生の家族が、愛する娘の死の真相を追うため、様々な姿になりすまして事件の関係者に近づき、意外な真実を暴いていく。

 きっかけは、とある実業家の“ホームパーティー”の流出映像。映像流出から1週間後、主人公・新堂一葉の次女・梨里杏は、謎のメッセージを残し、自身の通う高校で不審死を遂げる。追い打ちをかけるように、「梨里杏は担任の男性教師とパパ活をしていた」という“捏造された”スキャンダルが暴露され、新堂家は世間から非難を浴びる。

 失意の最中、一葉は、梨里杏の死が、映像流出した実業家の権力で、自殺であるかのようにメディア誘導されていたことを知る。「娘の死の謎は全て“ホームパーティー”に隠されている...」。


 一葉と家族は復讐を誓い、実業家一家に近づくために家族総出で壮大な“なりすまし”復讐計画を立てる。徐々に明らかになっていく上級国民のゲスな真実。二転三転する復讐と裏切りの連鎖。そして、明らかになる衝撃の真実──。

 主人公の新堂一葉(しんどう・かずは)を演じるのは、板谷由夏。数々のドラマ・映画などに出演してきた実力派・板谷が、待望の連続ドラマ初主演を務める。


 プラチナイト新木曜ドラマ『ブラックファミリア ~新堂家の復讐~』は、読売テレビ・日本テレビ系にて10月5日より毎週木曜11時59分放送(初回のみ0時9分放送)。

※板谷由夏のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■板谷由夏(新堂一葉役)コメント

──板谷さん演じる一葉の役どころを教えてください。

一葉は新堂家の母で、亡くなった娘・梨里杏が自殺といわれたことに納得がいかず、「娘が自殺なんてするはずない」という信念で、その死の理由を探っていく役どころです。家族の中心にいて、母として真ん中でみんなを引っ張っていく、そういうお母さんです。

──板谷さんは今回ドラマ初主演ですが、意気込みを教えてください。


…大丈夫でしょうかね?(笑)まさか自分が主演の話をいただけるなんて思ってもいなかったので、正直もう「やるしかない」「頑張ろう」を常に繰り返し言っています(笑)。

──本作の見どころ、注目して見てほしいポイントを教えてください。

“復讐劇”と聞くと、1人でなんとかやり通そうとするものが多い印象ですが、今回は、家族の力を合わせて、みんなで愛する娘のために動いていきます。それぞれの持ち場があって、それぞれの役割で復讐を進めていくところが、1番の見どころなんじゃないかな、と思います。

──新堂家の面々(夫・航輔、弟・優磨、長女・沙奈、次女・梨里杏)は、この段階ではまだキャスト未発表ですが、板谷さんが今感じている印象はいかがですか?(※インタビュー時、初顔合わせ後)

すでに最高! これまで、皆さんの顔を思い浮かべながら台本を読んでいたのですが、実際に会うと、ちゃんと家族になれる感じがしました。空気感や持っているモチベーションも似ている気がしましたし、仲が良く団結している、しっかりタッグを組める家族になれるんじゃないかな、と思いました。


──物語の中で、板谷さん演じる一葉は家政婦になりすまして早乙女家に潜入します。板谷さんがなりすましてみたい職業はありますか?

私たちの仕事自体、いろんな人になりすます仕事なので、そういう意味では、個人的に「何かになりすましたい」っていうものはあまりないですが…「やってみたい」という意味でいうと、芸妓さん! 自分の芸を磨いて突き詰めていく姿がかっこいいですし、全然知らない文化に触れてみたいな、って、京都で芸妓さんに会うたびに思いますね。…でも、今もし芸妓さんに近い役のオファーがきたとしても、きっとお茶屋の厳しい女将さんの役とかだと思うので、もっと若い時にやりたかった!(笑)

──視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします

家族で動くお話なので、感情移入できる役が何人も出てくると思います。視聴者の皆さんも新堂家の家族の一員として、一緒に物事を動かすということができると、このドラマはますます面白いのかな、と思うので、皆さんにもこの復讐劇に巻き込まれていただきたいです!

■福田浩之プロデューサー

 娘を理不尽な死で亡くした母の、喪失感から生まれる復讐の物語です。実際に母親である主演の板谷さんにとっては、正直大変辛い役だと思いますが、だからこそ板谷さんにお願いし、それを引き受けて頂いた覚悟には感謝しかありません。皆さまにも、板谷さん、そして新堂家の覚悟を何卒見届けて頂ければ幸いです。
個人的には、18年前に『運命じゃない人』という映画を観て一目惚れをしたお方に、18年後に自分のドラマの主演をお願い出来るなんて、運命としか思えません。