ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈と共演する10月スタートのドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系/毎週金曜21時)の主題歌をザ・ローリング・ストーンズが担当することが決定した。楽曲は18年ぶりに発売する新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』(HACKNEY DIAMONDS)のファースト・シングル「アングリー」。

ザ・ローリング・ストーンズの最新曲がドラマ主題歌に起用されるのは日本初となる。

【動画】ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』主題歌に決まったザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」MV

 本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャーが、パラリーガル(弁護士の業務をサポートする専門アシスタント)に転身し、超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進の性格で空回りしてしまう新人弁護士に振り回されながら奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリア初となる芸能事務所のマネージャー&法律事務所のパラリーガル役、そしてフジテレビドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役を演じる。

 日本時間9月6日23時に、18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』(HACKNEY DIAMONDS)を10月20日に全世界で発売することを発表したザ・ローリング・ストーンズ。このたび、本作の主題歌に決定したのは、アルバム発表と同時にデジタルで配信され、アルバム発売の1週間前、10月13日には日本盤のシングルCDの発売も決定したファースト・シングル「アングリー」だ。

 ザ・ローリング・ストーンズの最新曲がドラマ主題歌として起用されるのは日本初で、フジテレビドラマの主題歌に起用されるのは、1968年に発表した代表曲「Jumping’ Jack Flash」が起用された『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(2012年10月期/フジテレビ)以来、11年ぶり。


 ザ・ローリング・ストーンズといえば、1962年に結成して以来、半世紀にわたりロック界をリードし続けるロンドン発の世界的ロックバンド。「Jumping’ Jack Flash」(1968年)をはじめ、数々の名曲を世に送り出してきた。そんなザ・ローリング・ストーンズが主題歌を務めることについて、ムロは「こんなことが実現するなんて!」と驚き、「よければ楽曲を聴いてドラマを想像したり、ザ・ローリング・ストーンズさんを思い浮かべながら今日の朝を過ごして、昼を過ごして、1日を過ごしていただけたらと思います」と視聴者へメッセージを寄せた。

 主題歌「アングリー」のミュージックビデオは6日に解禁され、早くも全世界から注目を集めている。ザ・ローリング・ストーンズが奏でる世界最高峰のロックンロールが、ムロ×平手が織りなすリーガルエンターテインメントドラマをどのように盛り上げるのか?

 ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』は、フジテレビ系にて10月より毎週金曜21時放送

 ムロツヨシ、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■ムロツヨシ

――本作の主題歌をザ・ローリング・ストーンズが担当すると聞いて

「ちょっと規模がでかすぎて、世界がすぎてリアクションが難しかったです…! 喜んでいいはずなのに、驚きすぎて喜んでいいかどうか分からない感覚でした。
おそば屋さんでプロデューサー、監督と打ち合わせをしていた際に主題歌決定の話を聞いたのですが、そばの味がしませんでした。びっくりしすぎると人って味覚がなくなるみたいです(笑)。2口ほど味のしないそばを食べましたが、徐々に喜びがわいてきました。こんなことが実現するなんてフジテレビもおかしなことをするなと思うと同時に、局の力を借りてこの機会を楽しみたいと思っております。ただただ、びっくりです!」

――視聴者の方へメッセージ

「実はこのコメントを録っている現段階ではまだ楽曲を聴けておりませんが、皆様と一緒のタイミング、もしかしたら皆さんより少し早いタイミングで聴かせていただきたいと思います。このコメントを見てくださっている皆様、よければ楽曲を聴いてドラマを想像したり、ザ・ローリング・ストーンズさんを思い浮かべながら今日の朝を過ごして、昼を過ごして、1日を過ごしていただけたらと思います」

■プロデュース・金城綾香(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

「主題歌は、ドラマの世界観を決める大黒柱だと思っています。
ムロさん演じる蔵前と、平手さん演じる杏が、ぶつかり合い、そして力を合わせる姿は、エネルギッシュで非常にロックだなと思っていました。世代も得意分野も全く違う二人を応援するような主題歌、と考えた時に、全ての世代の人に愛されるバンド…出来るなら、世界中から愛されるマスターピースになったらうれしいな…と妄想していました。タイミング良くザ・ローリング・ストーンズさんのお話を伺って、運命だと思いました。ムロさんに最初にお伝えした時の驚いたかわいいお顔を、カメラで回しておけば良かったということだけ、後悔しています」