福原遥深田恭子がダブル主演するドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)が、今夜22時からの最終回放送を前に金沢でクランクアップ。福原&深田に加え、鈴鹿央士、上杉柊平も満面の笑みで4人一緒に最後の撮影を終えた。



【写真】鈴鹿央士、上杉柊平と共に笑顔を見せる福原遥&深田恭子

 本作は、福原演じるキュレーターになるという夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子の2人の女性が、年の差を超えたシスターフッド(女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。

 先週放送された第9話のラストで、ついに同居生活を解消することを決めた有栖と瞳子。夢も恋も諦めず全力で歩んできた2人の未来が、今夜クライマックスを迎える。

 最終話の放送を目の前に、W主演の福原、深田をはじめ、鈴鹿央士、上杉柊平らが4ヶ月にわたる撮影を走り抜け、金沢にて無事にクランクアップを迎えた。本作でTBSドラマ初主演を務めた福原は、「撮影当初は私に有栖という役ができるかなと不安を感じることもあった」と話すも、「温かい素敵な作品に出会い、有栖としてこの4か月間生きることができて幸せでした」と万感の思いを語った。同じく主演を務めた深田は、「この猛暑の中、みんなで一丸となり無事乗り切れたことが本当にうれしいです」と撮了した喜びをキャスト、スタッフと分かち合った。


 そして福原、深田と共にクランクアップした鈴鹿は、「この現場が本当に楽しかったし、自分の中でひとつの分岐点ともなる作品になりました」と話し、上杉も「今後振り返ったときに、このドラマに出演していたことが自分自身のターニングポイントになると思える作品でした」と挨拶。現場は温かい笑顔と空気に包まれ撮影を終えた。

 家族より、友達より、恋人より、そばにいた有栖と瞳子はどんな人生の選択をし、どんなラストを迎えるのか? それぞれの夢と恋の結末をぜひ見届けていただきたい。

■最終話あらすじ

 今よりも前に進むために同居の解消を決断してからも、有栖(福原)と瞳子(深田)はいつもと何も変わらない時間を過ごしていた。しかし、瞳子のマンションに貴美子(片平なぎさ)、祐馬(鈴鹿)、加瀬(上杉柊平)、市郎(安田顕)、薫(松本若菜)が集まり食事をしていると、瞳子が突然、地元の金沢に戻るかもしれないと話し出す。急な展開に驚く一同だが、瞳子には心に秘めたある考えがあった。


 一方、有栖は、瞳子の働くBVアートが主催する10周年プロジェクトに選ばれ忙しい日々に追われていたが、綾香(莉菜)から祐馬への本当の気持ちを問われ答えられずにいた。瞳子や薫に背中を押され、自分の気持ちに気づいた有栖が出した答えとは?

 後日、瞳子のマンションで貴美子や市郎が昔を懐かしむ話をしていると、話題は亡くなった有栖の母・真理(美村里江)のことに。市郎から真理の写真を見せてもらうと、瞳子は何かを思い出し慌てて自室からある写真を持ってきた。そこには、過去に秘められた奇跡が──。

 とうとう、偶然出会った18歳と40歳が育んできた日々にも別れの時が来る。友情、家族、そして夢も恋も諦めずに決断し歩き出した有栖と瞳子。
ふたりの未来に待ち受けるものとは?

 火曜ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』最終回は、TBS系にて9月12日22時放送。

※キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■福原遥

 4ヶ月間本当にありがとうございました。撮影当初はプレッシャーというか、自分にこの役ができるかなと不安でしたが、キャストやスタッフのみなさんが撮影現場を温かくて楽しい空気にしてくださり、それにすごく支えられながらやり切ることができました。本当にこの作品は温かくて愛のこもった作品だなと思っていて、ゴールデン帯での連続ドラマ初主演が『18/40』で良かったなと思っています。そして、ドラマの中で有栖として生きられて本当に幸せな人生だったなと思える時間でした。
みなさんありがとうございました。

■深田恭子

 連日猛暑が続く中、キャストやスタッフのみなさんと一緒にこの夏を乗り切れたことがうれしく、本当に感謝しております。今の時代の多様性を反映した作品でしたので、ドラマの内容としてシビアな部分もありましたが、私なりに瞳子というキャラクターを優しく演じることができたのではないかと思っております。このドラマに関わったみなさんと、またご一緒できる機会があったらうれしいです。本当にお疲れ様でした。

■鈴鹿央士

 4ヶ月間本当にお世話になりました。
プロのダンサーを目指す役でしたので、序盤は1人で踊るシーンが多く、みんなと喋りたいなと思っていましたが、福原さんや深田さんたちとも絡むシーンが増えてきてからはさらに楽しい現場になりました。スタッフのみなさんが本当に暑い中頑張っているのに、僕の方が撮影中に汗をかいてしまっていたのが反省点ではありますが(笑)、撮影を重ねるごとに自分にとってひとつの分岐点になると思える作品だなと感じながら現場に臨んでいました。本当にありがとうございました。

■上杉柊平

 みなさん本当に4ヶ月間お疲れ様でした。今後自分の中で振り返ったときに、このドラマに出演していたことが自分自身のターニングポイントになると思える作品でした。何より、スタッフのみなさんが連日の撮影で大変な中でもプロフェッショナルな環境を作ってくださったおかげで、芝居に集中することができましたし、その姿がかっこよくて自分も頑張ろうと思えました。
本当にありがとうございました。