成田凌が主演を務め、小芝風花がヒロインを演じるドラマ『転職の魔王様』(カンテレ・フジテレビ系)が、25日に最終回を迎える。まだ撮影が残る成田と小芝に先駆け、レギュラーキャストである石田ゆり子山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝白洲迅の6名と、「シェパードキャリア」の看板猫・タピオカを演じた白猫の米子がクランクアップを迎えた。



【写真】石田ゆり子「楽しかったです」 レギュラーキャストのクランクアップの様子

 本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖(成田)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣(しんらつ)な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント。

 最終回で導かれるのは、“魔王様”だった? 昔の同僚から、もう一度一緒に夢を追わないかと転職を打診された来栖。今のキャリアアドバイザーの仕事に誇りを持ちながらも、一度はあきらめた夢を再び追いかけられるチャンスに、来栖の心は揺れ動く。転職のプロで“転職の魔王様”と呼ばれる来栖が最後に下した答え、そして「シェパードキャリア」の未来とは?

 洋子社長(石田)を筆頭に、明るく楽しい職場のお手本のような「シェパードキャリア」。そこで働く仲間たちのコミカルな会話劇もドラマの魅力の1つだった本作。

 舞台となった「シェパードキャリア」オフィスのセットで、クランクアップを迎えた6人+1匹。
約4ヵ月、ともに暑い夏を乗り越えてきた仲間たちの最後を見届けようと、成田と小芝も駆けつけ、クランクアップセレモニーが始まった。撮了を祝う拍手と花束を渡され、笑顔で写真撮影に応じた6名だが、いつもと少し雰囲気が違う…。特に、あきらかに印象が違うのは、犬飼翔を演じた藤原。アルバイト大学生で「シェパードキャリア」の愛されキャラ犬飼が、これまでの好青年ルックの装いから一転、キリっとしたスーツ姿に。“犬が好きな”犬飼のスーツ姿の秘密は、最終回で明かされる。

 クランクアップを迎えた石田は「みなさん、お疲れ様でした。
本当に、頼りない社長ですみませんでした。若い皆さんと一緒で楽しかったです。またご一緒させていただけるように頑張りたいと思います。ありがとうございました!」と語った。

 山口は「お疲れ様でした! もうただただ、楽しくて、優しい現場で、本当に毎日幸せでした。そして、私はこの現場で良き夫と、良き息子を手に入れました! 本当に良き出会いをありがとうございます。
すっごく寂しくって…。これで終わるのはちょっと…嫌やなあ~~!(絶叫)」、おいでやす小田は「表情が豊かなほうではないので、どう見えていたか分からないですけど…、たぶん、みなさんが思っている10倍は僕、楽しんでました! 前の日、『明日、ドラマの現場だ』となれば、前の日からちょっとワクワクというか、楽しみな現場になってました。さみしいですね…これで終わるのはちょっと…嫌やなあ~~!(絶叫)。ありがとうございました!」とユーモアたっぷりにあいさつ。

 藤原は「本当に楽しい現場でした! 僕はキッチンカーのシーンから始まりましたが、ついこないだ、クランクインだったかのような感じで、本当に楽しくて一瞬で過ぎた日々でした。また成長して、みなさんとご一緒できるよう頑張ります! ありがとうございました!」、前田は「お疲れ様でした。
本当に楽しませていただきました。『シェパードキャリア』が家族のようで温かい現場でした。横山は、一見とっつきにくいキャラクターだったのですが、みなさんのおかげで、最後はイジられキャラに昇進しているような気がしていて、本当に充実した日々を送らせていただきました。また、みなさんにお会いできるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました!」と感謝の言葉を。

 白洲は「みなさんがおっしゃるように、この現場は本当ににぎやかで、僕は途中参加なんだよな…ということを忘れるくらい楽しい現場でした。
天間は、とても謎な男でしたが、一つだけ言えることは、知らない人にアイスを奢るといわれても、ついて行っちゃだめですよ(笑)。みなさん、お疲れ様でした!」とコメントした。

 ドラマ『転職の魔王様』最終回は、カンテレ・フジテレビ系にて9月25日22時放送。