アイナ・ジ・エンドが主演し、監督・岩井俊二×音楽・小林武史で奏でる音楽映画『キリエのうた』より、””友情”というキーワードで本作を紡いだ予告編・楽章「キリエとイッコ」が解禁された。

【動画】イッコ”広瀬すずと“キリエ”アイナ・ジ・エンドの無邪気な映像のラストには事件の影も―映画『キリエのうた』予告編・楽章「キリエとイッコ」

 本作で描かれるのは、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。

降りかかる苦難にほんろうされる男女4人の人生が、切なくもドラマチックに交錯していく。

 主演に抜てきされたのは、6月に解散した楽器を持たないパンクバンド・BiSHのメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンド。映画初主演を飾るアイナは、主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し、劇中でさまざまな歌を歌い圧巻のパフォーマンスを披露する。このほか、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずがメインキャストとして出演する。

 このたび、3日連続予告編解禁の第3弾として、“友情”というキーワードで本作を紡いだ予告編・楽章「キリエとイッコ」が解禁となった。

 「ねぇ、友達になって」と路花にアプローチする真緒里のシーンから始まる予告編映像では、学生時代に友情を育んだ2人が数年後、“イッコ”と“キリエ”として東京で再会し、行動を共にする姿が映し出されている。
アイナ・ジ・エンド演じるキリエが歌う劇中曲「燃え尽きる月」に乗せて、楽しい時を過ごし無邪気に笑い合うイッコとキリエ。先輩と後輩から、マネージャーとミュージシャンへ関係性を変えながらも、固い友情で結ばれた2人の姿が瑞々しく描かれる一方で、予告編の最後には“事件”の影が。2人の友情の行方に思いを馳せる映像となっている。

 なお、岩井監督のYouTubeチャンネル「岩井俊二映画祭」では、アイナ・ジ・エンド、黒木華、広瀬すずのメイキング映像を公開。今回初公開となる『キリエのうた』のサントラ音源3曲に乗せて、スーパースローをかけた静止画のような不思議な映像が流れる。

 映画『キリエのうた』は、10月13日より全国公開。