10月13日スタートのドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系/毎週金曜21時)のスピンオフドラマで日向亘が主演する『うちの弁護士は手がかかる #0』が、FODにて本編初回放送直後の10月13日22時13分から配信スタートすることが発表された。

【写真】藍にいなが手がけた“くらあん”コンビのイラスト

 『うちの弁護士は手がかかる』は、芸能事務所の元敏腕マネジャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気俳優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、平手演じる超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。



 そのスピンオフ『うちの弁護士は手がかかる #0』は、日向演じる岩渕亮平を主人公に、蔵前と杏が香澄法律事務所で働くことになるまでの前日譚(たん)を描く。

 ある日、日向がデリバリーのバイトでヤマトテレビを訪れると、配達先は新人女優の上条晴香(葉月ひとみ)の楽屋だった。今をときめく女優の楽屋にドキドキしながら入ると、部屋には晴香本人が。「本物だ!」と興奮したのもつかの間、晴香が泣いていることに気が付く。弁当を置いてすぐに退出しようとするが、配達途中でアクシデントに遭遇したためぐちゃぐちゃになってしまった弁当に立ち尽くしてしまう。

 そんな岩渕に気が付く晴香。
気まずい雰囲気に耐えきれなくなった岩渕は、なぜか弁当について勢いよく話し始める。すると、泣いていたはずの晴香は笑みを浮かべ、岩渕にあることをお願いする。その出来事がきっかけで、ヤマトテレビへのデリバリーが入る度に晴香に会ったり話をしたりするような仲になり、岩渕はすっかり夢中になっていた。

 しかしある日突然、注文が途絶えてしまう。岩渕が落ち込んでいた折、久しぶりにヤマトテレビから注文が入る。ウキウキしながら向かう岩渕を待ち受けていたのは、上条のマネジャー・岸和田誠(アキラ100%)だった。
さらに、落ち込む岩渕に追い打ちをかけるように、岸和田は「あなたがやっていることはストーカーです! 訴えます!」と宣言。動揺しまくりの岩渕は、香澄法律事務所に駆け込み、助けを求めるが…。

 一方、クリエイターの藍にいなが描いた台本の表紙に使われている、ムロ、平手演じる“くらあん”コンビのイラストが解禁された。

 藍にいなが手がけた台本イラストは、法廷での主役である弁護士と裏方として弁護士を支えるパラリーガルという“くらあん”コンビの関係性を表現している。背中合わせにたたずむ最強バディ感あふれるこのイラストは、台本の表紙に使用。回を重ねて“くらあん”の関係が変化していくように、第1・2話はモノクロ、第3話から少しずつ色づき、イラストの表情も変化していく。


 そして劇伴を川井憲次、ピアノ・トリオ・バンドのfox capture planが担当することが決定した。川井とfox capture planがテレビドラマの劇伴を共作するのは初めて。

 ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』は、フジテレビ系にて10月13日より毎週金曜21時放送(初回15分拡大)。スピンオフドラマ『うちの弁護士は手がかかる #0』は、FODにて本編初回放送直後の10月13日22時13分から配信。

 日向亘らのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■日向亘

――本作の台本をお読みになった感想をお聞かせください。


『うちの弁護士は手がかかる』で僕が演じさせていただく岩渕亮平が、香澄法律事務所に勤めることに至るまでの物語をFODでスピンオフドラマとして配信させていただくことになりました。

台本を読んで岩渕くんの真っ直ぐではあるけど、どこか空回りしてしまう。しかし憎めない愛されキャラな部分がたくさん描かれていて、今作の撮影で自分自身も岩渕くんのキャラクターをより深掘りできたのではないかと思います。

――見どころなど視聴者の方へメッセージをお願い申し上げます。

香澄法律事務所の皆さんとの掛け合いもみどころとなっています。

褒められているのかイジられているのか、邪険にされてるのか可愛(かわい)がられてるのか、そんな絶妙なバランスの会話劇を楽しんでいただけたらと思います。


■『うちの弁護士は手がかかる #0』プロデュース・江花松樹(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

『うちの弁護士は手がかかる』が始まる少し前のお話…ということで、事件、恋愛、岩渕くんの成長譚(たん)とここでしか見られない、盛りだくさんな内容になっています! 息ぴったりな事務所メンバーもハジけてます! 岩渕くんの振り回されっぷり、さらにはその先の成長までたっぷり描いていますので、ぜひご覧ください!

■藍にいな

――イラストに込めた思いをお聞かせください。また、制作の過程で意識されたこと、工夫されたことなどを教えて下さい。

ムロツヨシさん、平手友梨奈さんという個性の強いお2人のタッグということで、それぞれが持っている世界観をしっかり出しつつも調和させる、ということをイメージしました。ラフから完成まで段階でお見せしていくのは初めての経験でしたので、ラフ、色付け、仕上げ…とイラストの表情が変わっていく面白さが伝わるよう、楽しみながら描かせていただきました。

■プロデュース・金城綾香(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

川井憲次さん、fox capture planさん、そして藍にいなさんという、大好きな方々にこのドラマに関わっていただけて最高に幸せな気持ちです。オリジナル作品にたくさんの色を添えていただけるのが、とても楽しみです。