セレーナ・ゴメスの主催するチャリティオークションにテイラー・スウィフトのコンサートチケットが出品され、1万5千ドル(約223万円)で落札された。

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 Peopleによると10月4日(現地時間)、米カリフォルニア州ハリウッドにあるNyaスタジオにて、セレーナ・ゴメスのチャリティ基金が主催するイベント「レア・インパクト・ファンド・ベネフィット」が開催され、テイラーのコンサートチケットが2枚1組で出品されたようだ。



 ドラマ『マーダーズ・イン・ザ・ビルディング』でセレーナと共演するマーティン・ショートがMCを務め、テイラーのチケットは5千ドルからスタート。すぐに値段が上がり始めると、マーティンは「ワオ、テイラー、これはすごいぞ」「テイラーをコンサートで観られるチケットです。6500ドルの札が入りました。テイラー・スウィフトを間近で観られるチャンスですよ!」などと盛り上げ、最終的に1万5千ドルで2人のファンに落札されたという。

 セレーナは、2020年に、チャリティ基金レア・インパクト・ファンドを設立。自身のコスメブランドRARE BEAUTYの売り上げの1%を基金に寄付し、メンタルヘルスサービスや世界中の若者の教育のために、今後10年で1億ドル(約149億円)を拠出することを目標としている。


 この日彼女は、「人にお金をお願いするのは好きじゃないので、今回が初めての開催です」とPeopleにコメント。「奇妙なコンセプトですが、良いことだし、これを実現するプラットフォームを持てたことをラッキーだと感じています」と述べたそうだ。

 イベントでは、「自分の頭の中の世界と長い間闘ってきました。当時は途方に暮れ、絶望しました」「2020年に双極性障害と診断されました。正直なところこれですべてが変わりました」とスピーチ。

 診断されたことで、答えと同時に、必要な知識を得たと語り、21歳下の妹グレイシーの時代には、メンタルヘルスに必要なサポートを、もっとわかりやすく、親切に受けられることを願うとコメント。


 そして妹は、より良い自分になりたい、良いことをしたいと思わせてくれる存在で、世界をより良くするために力を合わせるようモチベーションをくれると語り、「私たちには皆それぞれ、グレイシーのような存在がいるでしょう」と締めくくった。