第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式が現地時間1月7日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催された。コロナ禍と、同賞を主催していたハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)のスキャンダルを乗り越え、華々しく開催された授賞式。

レッドカーペットを彩ったセレブのドレスを一挙紹介!

【写真】第81回ゴールデン・グローブ賞レッドカーペットの様子

テイラー・スウィフト
 コンサート映画『テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR』が、今年新設された興行成績賞(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント)の候補になっていたテイラーは、グッチによる鮮やかなグリーンのドレスでレッドカーペットに登場。スパンコール輝くドレスは、サイドから見ると胸もとのカットアウトがセクシーなデザイン。

マーゴット・ロビー
 『バービー』のマーゴットは、ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェによるピンクのドレスをチョイス。バービーの50周年を祝って1977年に発売されたスーパースター・バービーのドレスにインスピレーションを得たもので、胸もとのカットアウトとチュール素材のショールが印象的。合わせたジュエリーはロレイン・シュワルツのデザインで、総額なんと300万ドル(約4.3億円)にも及ぶそう。

フローレンス・ピュー
 攻めのファッションで注目のフローレンスは、ゴールデン・グローブ賞でもその姿勢をアピール。
ヴァレンチノによる真っ赤なカスタムドレスは、ところどころにフラワーモチーフがあしらわれたキュートなデザインながら、シアーな素材が用いられ、ボディラインが透けて見える。ドレスに合わせ、プラチナブロンドのヘアをリーゼントにセットし、ノーズリングでさらにパンチをプラス。

ナタリー・ポートマン
 『May December(原題)』で映画の部女優賞(コメディー/ミュージカル)にノミネートされていたナタリーは、ディオールのドレスで登場。エンパイアウェストがエレガントなドレスは、色とりどりの小さな花のモチーフをあしらったものだそう。まるでモネの絵画のようなアーティスティックなデザイン。イヤリングはDe Beers、シューズはジミー・チュウ。


エマ・ストーン
 『哀れなるものたち』で見事映画の部女優賞(コメディー/ミュージカル)を獲得したエマ。彼女がこの大舞台に選んだのは、ルイ・ヴィトンによるバラの刺繍があしらわれたシルバーのドレス。胸元のカットとスリットが大胆なドレスに合わせ、ヘアメイクはニュートラルなカラーでナチュラルに。ティファニーのジュエリーをプラスした。

カレン・ギラン
 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで知られるカレンは、思わず二度見してしまうモノクロの大胆デザインのドレスで登場。オランダ出身のデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンによるもので、ところどころに入ったカットアウトからボディが覗く。


エリザベス・オルセン
 『ラブ&デス』でテレビの部女優賞(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ・テレビ映画)にノミネートされていたエリザベスは、ヴィヴィアン・ウェストウッドの白いレースドレス姿を披露で、珍しく夫のロビー・アーネットと一緒にポーズ。

セレーナ・ゴメス
 このところ新ロマンスが注目を集めているセレーナは、『マーダーズ・イン・ビルディング』でテレビの部女優賞(コメディー/ミュージカル)候補入り。赤いアシンメトリーのドレスはジョルジオ・アルマーニ・プリヴェで、カットアウトと黒いバラがアクセント。ジュエリーはブルガリをチョイス。

ジェニファー・ローレンス
 『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』で映画の部女優賞(コメディー/ミュージカル)にノミネートされていたジェニファーは、ディオールのオートクチュールドレスを纏い、ティファニーのジュエリーをプラス。クラシカルな印象の黒いベルベット地のドレスに合わせ、ブロンドのヘアをサイドに流してエレガントにコーデ。


エル・ファニング
 妖精のような透明感が魅力のエルは、ゴールデン・グローブのレッドカーペットでも、バルマンのヴィンテージドレスでその美しさを最大限に披露。シャンパンゴールドがエルの白い肌をさらに引き立て、大きなリボンでキュートさをプラス。ドラマの部女優賞(コメディー/ミュージカル)ノミネートの確かな存在感を見せつけた。