よしながふみの同名コミックを実写化したドラマ10『大奥』(NHK総合/毎週火曜22時)Season2の「医療編」(第15回)が31日に放送され、クライマックスシーンで治済(仲間由紀恵)と11代将軍で息子の家斉(中村蒼)が対決。まさかの急展開を見せるとネット上には「え?なに?この展開」「凄まじい」などの声が続出した。

(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)

【写真】家斉(中村蒼)と対峙する治済(仲間由紀恵) 『大奥』Season2「医療編」(第15回)場面カット

 家斉は治済にバレないように人痘開発への根回しを続けていく。その一方で、家斉との息子を不審死により亡くした御台(蓮佛美紗子)は日ごとに心身を壊していく。

 そんな中、自らも不審死で家斉との子どもを亡くしていた側室・お志賀は滝沢と名前を変えて大奥総取締に就任。自分の息子が滝沢によって謀殺されたと思い込んでいる御台は事実を知り激昂。精神を病んでいく御台を尻目に、滝沢は治済からの信頼に応えるかのように毒見係まで務めることになる。


 人痘開発に向けて体制が整っていく一方、御台は正気を失い、家斉を自分の息子だと勘違いするようになる。家斉はそんな御台を不憫に思って息子として接するのだった。

 人痘開発が成功を収めて江戸の市中でも評判が広がると、治済はかつて自分が排除した男たちが家斉と通じて人痘開発に成功していたことを知る。怒った治済は家斉と御台を呼びつけると、2人を毒入り菓子で殺害しようとする。家斉がそれを拒んでいると、御台は咳き込みながら転倒。家斉に御台の後を追うよう強要する治済だったが、彼女もまたその場に倒れ込み吐血する。


 その直後、実は家斉と治済の知らないところで御台と滝沢が手を組んでいたことが判明。御台は正気を失ったフリをし、滝沢が治済に毒を盛っていたことがわかり見事に形勢逆転すると、ネット上には「え?なに?この展開」「すごい!!!全部演技だったってこと!?!?」といったコメントや「鳥肌がたった」「凄まじい」などの反響が相次いだ。また原作ファンからも「原作でも驚いたけど映像で見るとドキドキ感倍増」「原作読んでたのにハラハラした」といった投稿も多数寄せられていた。