12日深夜放送の『オールナイトフジコ』(フジテレビ系/毎週金曜日24時55分)にて、4月以降の番組継続と3月いっぱいで大学4年生メンバーが全員卒業(予定)であることが発表された。

【写真】関西医科大学4年・友恵温香、初の水着カット

 番組のラスト、女子大学生で編成されたフジコーズがエンディングテーマを歌う予定が変更され、重大発表が行われるという展開に。

まず、番組が4月以降も継続することが明かされると、フジコーズメンバーは手を叩いて大喜び。しかし、その直後「大学4年生(院2年生)は全員卒業予定!」のテロップが映し出されると、出演者たちは騒然。本人たちは初めて聞かされた形だった。

 MCの佐久間宣行はこのタイミングでの発表について「この番組に出たいから留年だとか、そういう風になったりするといろいろみんなの人生狂わせちゃうから、年始すぐに発表しようっていうことで。番組の継続が決まったから発表しようっていうフジテレビの誠意」であると事情を説明した。

 突然の発表に国立音楽大学4年の井出美希は「私はこれこそチャンスだと思っていて。
やっぱり卒業になるんだろうなと思った上で入ったので『オールナイトフジコ』というのを土台にして卒業生がどれくらい活躍するのかっていうのを見せるのが、この4年生の宿命なんじゃないかなって思います」とコメント。

 また洗足学園音楽大学4年の松尾実李果は「卒業は悲しいですけど、私はまだまだ芸能界を目指したいと思ってるので、本当は(卒業)したくないな」と本音を吐露。一方、立命館大学4年の和智日菜子は「私はもう留年決まってるので…」と告白し「だからこの番組出れへんかったら困るかも…」と語り、周りを驚かせた。

 さらに立教大学4年のエブラヒミ椎菜は「芸能界という場所でもっと頑張りたいという気持ちがあるから、卒業はやっぱ悲しいし寂しいし…。だけどここで経験したことって絶対、意味があることだとは思ってるから、この経験を無駄にはしたくない」と意気込んだ。

 東京大学大学院2年生の安藤令奈は就職が決まっていることを明かし「将来的に、また戻ってこれたら戻ってきたいなって思うので、その時のための土台にこれがなっていたらいいなって今すごい思ってるんですけど」と語り、「4年生が今後、ちゃんと自分の人生を歩んでいって、ロールモデルみたいな感じになっていけたらいいのかなって思います」と話した。


 今回の発表で“卒業予定”となっていることについて、番組プロデューサーは「基本は全員卒業です」と明言するものの「ちょっとこっちにもいろいろ考えることがあって、どうしようかなっていうところ…」と言うと、佐久間は思わず「何も言ってないじゃないか!」とツッコミ。さらにレギュラーの村重杏奈からも「全員卒業だったら考えることなくないですか?」と追及されると、プロデューサーはタジタジとしつつ「一部例外があるかないかを協議しているとこです」と明かした。

 プロデューサーのコメントに対して、拓殖大学4年の出町杏奈が「嫌いなんですか? うちらのこと」と聞くとスタジオは爆笑。プロデューサーは苦笑いしつつ「そういうことじゃないです」と答えていた。

 最後にフジコーズのデビュー曲「ウェーイTOKYO」でセンターを務めた関西医科大学4年の友恵温香は「ここまで1年間くらいやってきて、みんなの思いだったりとか、今後どうなるんだろうなっていう不安とか葛藤とかいろいろ聞いていたので、あと2ヵ月くらいありますけど、みんなが個人個人の思いで頑張れるようにしたいです」と語り、締めくくった。