世界中で大ヒットしたNetflixのドラマシリーズ『イカゲーム』のシーズン2(2024年配信)より、場面写真が初解禁。併せて、ベネディクト・カンバーバッチ主演作『エリック』など、Netflixの2024年の海外作品ラインナップが発表された。



【写真】イ・ビョンホン演じるゲームのカギを握る重要人物“フロントマンの姿も! 『イカゲーム』シーズン2場面写真ギャラリー

 『イカゲーム』は多額の借金や問題を抱えて人生を諦めかけたプレイヤーが、「負けたら即死」というルールのもと、生き残りと賞金獲得を目指す“デスゲーム”に挑むサバイバルスリラー。その手に汗握るスリリングな展開に加え、主人公ギフンらプレイヤーたちの“ゲームへ挑まざるを得なかった理由”に映る人間模様も大きな反響を呼び、日本をはじめ世界94ヵ国で“今日の総合TOP1”を獲得、配信後28日間で1億4200万を超える世帯で16億5000万時間以上の視聴記録を達成し、Netflix史上最大のメガヒット作となった。

 そして2024年に配信されるシーズン2では、シーズン1で優勝して大金を手に入れたギフンが、デスゲームの真の黒幕に迫っていく姿が描かれる。イ・ジョンジェやイ・ビョンホン、コン・ユらおなじみのキャストに加え、イム・シワン、カン・ハヌル、パク・ソンフン、さらには元BIGBANGのチェ・スンヒョンや元IZ*ONEのチョ・ユリ、パク・ギュヨンなど豪華俳優陣が新たに参戦している。

 今回初解禁となった場面写真では、険しい表情で何かをにらむ主人公ギフン(イ・ジョンジェ)をはじめ、人々をゲームへ誘う謎の男(コン・ユ)、イ・ビョンホン演じるゲームのカギを握る重要人物“フロントマン”、ゲームへの招待状となるカードを持っている新キャラクター(パク・ギュヨン)、そしておなじみの[〇△□]のマスクをつけたゲームの運営スタッフなどを捉えており、世界中を震撼させたデスゲームの再来に期待が高まる。

■『三体』やベネディクト・カンバーバッチ主演『エリック』、人気作の最新シーズンも続々登場

 併せて、Netflixの2024年の海外作品ラインナップが発表。
世界で社会現象を巻き起こした『イカゲーム』のシーズン2(2024年配信)をはじめ、あらゆるジャンルの作品が勢ぞろいした。

 すでに注目を集めているのは、大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターが贈る、世界的ベストセラーSF小説の実写ドラマシリーズ『三体』(3月21日配信)。映画界の巨匠ジェームズ・キャメロンをもうならせたと言われる歴史的傑作が原作の本作は、異星文明の侵略に直面する人類を、世代を飛び越えて描く壮大なSF叙事詩。相次ぐ科学者の不審死にはじまり、奇怪な自然現象、そして異星文明の脅威を壮大に描き出す。

 リリー・コリンズ演じる主人公エミリーの仕事や恋模様をユーモアたっぷりに描き、ファッションの可愛さと美しさでも注目を集めた『エミリー、パリへ行く』のシーズン4(2024年配信)では、ある選択によって人生の重要な岐路に立つエミリーの生活が描かれる。

 さらに、『グレイズ・アナトミー』を手掛けた制作会社“ションダランド”が贈る、名門貴族の兄弟姉妹がそれぞれの愛と幸せを追い求める姿を描く『ブリジャートン家』のシーズン3(2024年配信)、本年度のエミー賞主演女優賞にケリー・ラッセルがノミネートされた政治ドラマ『ザ・ディプロマット』のシーズン2(2024年配信)、そしてそれぞれがNetflixの最終シーズンとなる、名作映画『ベスト・キッド』の続編シリーズ『コブラ会』のシーズン6(2024年配信)、『アンブレラ・アカデミー』のシーズン4(2024年配信)、『エリート』のシーズン8(2024年配信)などがそろっている。


 そして、期待の新作も待機中。ベネディクト・カンバーバッチが主演を務め、通学途中に行方不明となった9歳の息子を必死に捜し続ける父親を描く、感情を揺さぶるサスペンス『エリック』(2024年配信)。自己嫌悪に支配され、息子が描いた青いモンスター人形“エリック”に固執し、エリックをテレビに出演させることができれば息子が帰ってくると信じて疑わない父親にふんするカンバーバッチの怪演に注目だ。

 続いては、妻であり母であり、裏ではプロのスパイという主人公に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイが扮する『Black Doves(原題)』(2024年配信)。エグゼクティブプロデューサーにショーン・レヴィ(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』、『デッドプール3(原題)』)も名を連ねる、“不穏な結婚式”を描くニコール・キッドマン出演の意欲作『The Perfect Couple(原題)』(2024年配信)。『ダーマー:モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』に続く、ライアン・マーフィーが贈る“モンスター”シリーズの第2弾でハビエル・バルデムが出演する『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』(2024年配信)。
A24製作の心温まるコメディドラマ『Mo/モー』のシーズン2(2024年配信)なども。

 さらに注目のアニメ作品も。『BEEF/ビーフ』で本年度エミー賞主演女優賞を受賞したアリ・ウォンが主人公の声を務めるアニメ『Jentry Chau vs. the Underworld(原題)』(2024年配信)や、スティーヴン・スピルバーグがエグゼクティブプロデューサーを務める新作アニメ『ジュラシック・ワールド/サバイバル・ミッション』(2024年配信)、『ターミネーター』の新アニメシリーズ『TERMINATOR:THE ANIME SERIES(仮題)』(2024年配信)も控えている。

■ザック・スナイダー監督作『REBEL MOON』続編やジェニファー・ロペスら出演の『アトラス』など映画も盛りだくさん!

 続いて、名だたるキャストや製作陣が名を連ねる圧巻の映画作品。まずは、昨年末に配信され世界を熱狂させたザック・スナイダー監督作『REBEL MOON‐パート1:炎の子』の続編『REBEL MOON‐パート2:傷跡を刻む者』(4月19日配信)。舞台は巨大帝国“マザーワールド”が支配する銀河。
パート1では自らの過去から逃げ、平和な村で暮らしていた戦士コラが村人の敵討ちのために立ち上がり、共に戦う戦士〈レベルズ〉を探す旅に出る姿が描かれた。パート2では、惑星中から集めたクセ者だらけのアウトローな戦士たちをコラの村に迎え入れ、パワーアップした〈チーム・レベルズ〉とマザーワールドの最終決戦が繰り広げられる。

 エディ・マーフィ演じる“あの刑事”が、さらにヒートアップしてカムバックする『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』(今夏配信)。娘の命が危険にさらされたことをきっかけに、ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる相棒と組むことになったアクセル(エディ)。お馴染みの仲間の力も借りながら、アクセルは新たな陰謀を暴けるか。ケヴィン・ベーコンの登場にも注目だ。


 さらに、人気者による新作も続々登場。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のイレブン役で知られるミリー・ボビー・ブラウン主演のファンタジー『ダムゼル/運命を拓きし者』(3月8日配信)、家庭を築くために引退したCIAの諜報員がカムバックする姿を描く、ジェイミー・フォックスとキャメロン・ディアスの出演作『Back In Action(原題)』(2024年配信)、サミュエル・L・ジャクソンやジョン・デヴィッド・ワシントンが出演、とある一家の人生と代々受け継いできたピアノを巡る物語『The Piano Lesson(原題)』(2024年配信)。

 アダム・サンドラー演じる宇宙飛行士が銀河で謎の生物と不思議な友情を築き、キャリー・マリガン演じる妻との関係修復を目指す『スペースマン』(3月1日配信)。ジェリー・サインフェルド、メリッサ・マッカーシー、ヒュー・グラントが出演する、野心や裏切りを描く意欲作『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』(3月3日配信)。マーク・ウォールバーグとハル・ベリーが競演する、ある男が突如スパイの世界に巻き込まれてしまう『ザ・ユニオン』(8月16日配信)。ジェニファー・ロペスと“シャン・チー”でおなじみシム・リウが出演する、人工知能にまつわる物語『アトラス』(2024年配信)。


 ニコール・キッドマンやザック・エフロン出演のロマンス・コメディ『A Family Affair(原題)』(2024年配信)、体調を崩した父親の姉妹をエリザベス・オルセンらが演じる感動作『His Three Daughters(原題)』(2024年配信)、レイチェル・ゼグラー、ニコール・キッドマン、ハビエル・バルデムら豪華俳優陣が声を務めるファンタジー・アニメ『Spellbound(原題)』(2024年配信)、円谷プロダクションとNetflixが共同で製作する『ウルトラマン』の長編CGアニメ『Ultraman:Rising』(2024年配信)なども控える。