大人気コミック『NARUTO -ナルト-』がハリウッドで実写映画化され、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンが、監督&脚本を務めることがわかった。現地時間2月23日に製作会社ライオンズゲートが発表した。
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『NARUTO -ナルト-』は、忍者の里のトップ“火影”を目指す少年・うずまきナルトの成長を描いた岸本斉史による日本の漫画作品。週刊少年ジャンプで1999年から2014年まで連載され、世界60以上の国と地域で出版され、2億5000万冊以上を売り上げた。ライオンズゲートでは以前から本作の実写映画化が企画されており、2015年には『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシーが監督に指名されていた。
Varietyによると、クレットン監督は発表に際し「東京で岸本さんにお会いし、彼が創造した世界の広大なビジョンについて話を聞けたのは、本当に光栄なことでした」とコメント。「我々は、協力して『NARUTO-ナルト-』をビッグスクリーンにお届けることにワクワクしています」と述べた。
一方岸本は、「デスティン監督起用の話を聞いたとき、ちょうど彼の大作アクション映画を観た後でしたので、『NARUTO-ナルト-』にピッタリの監督になるだろうと思いました。
クレットン監督は、マーベル映画『シャン・チー』を手掛けたほか、ライオンズゲートでブリー・ラーソンとウディ・ハレルソン出演の『ガラスの城の約束』でもメガホンを取っている。また、ディズニープラス配信のドラマシリーズ『アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記』の製作を手がけており、『シャン・チー』の続編も決まっている。