1月に腹部の手術を受け、今も自宅で療養中のキャサリン皇太子妃。先日夫のウィリアム皇太子が、予定していたイベントを直前にキャンセルしたことで、容態に関する憶測が飛び交ったが、妃の広報担当者がこれを否定した。



【写真】英ウィリアム皇太子が公務に復帰 トム・クルーズとイベント出席

 現地時間2月27日、皇太子はウィンザー城の聖ジョージ教会で行われた、ギリシャ王国最後の国王で、自身の代父でもあるコンスタンティノス2世の追悼式に出席し、聖書を読み上げる予定だったが、個人的な問題を理由に直前に出席を取りやめた。Peopleによると、これをきっかけに、ネット上で妃の容態を危ぶむ声など憶測や陰謀論が噴出していたそうだ。

 これを受け、妃の広報担当者が珍しく声明を発表。「当初から、皇太子妃がイースター後まで公務に戻らないこと、そして王室では特筆すべきことが起きない限り正式発表は行わないことを明確にしていました」とし、皇太子妃の「体調は良い」と改めてコメントしたという。

 妃は今年1月16日に腹部の手術を受けたことを公表。手術はあらかじめ予定されていたもので、成功を収めたとし、14日程度入院した後、自宅で療養を行い、公務復帰は4月のイースター後になる見込みだとしていた。
これを受け、皇太子はしばらくの間、家族と過ごすために公務を離れていたが、徐々に再開したところだった。

 王室関係者は、こうした憶測を呼ぶことを予想してか、皇太子がイベントを欠席した当日にも関係者の話として、妃の体調は「引き続き良好」だとコメント。また、がんを公表している父のチャールズ国王の体調とも関係ないとしていた。