韓国の人気ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)が、米カリフォルニアの連邦裁判所に対し、YouTubeの匿名ユーザーの身元を特定できるよう、申し立てを行った。名誉棄損で告訴に向けての対応とみられる。



【写真】仲の良さが伝わる! アイスをシェアするNewJeans

 Peopleによると、この度New York TimesとRolling Stoneが法廷文書を入手。所属事務所のADORが裁判所に対し、Googleに@Middle7というユーザーの身元の開示命令を出すよう求めたそうだ。このユーザーは、現段階で180の動画を投稿。14000名の登録者がいるといい、NewJeansに対し「悪口や他の嘲笑行為」を行ったという。

 この求めが認められた場合、彼女たちはこのユーザーを韓国で名誉棄損と侮辱で訴えることができる。韓国で名誉棄損は法律で罰せられる行為で、彼女たちはすでに韓国で刑事告訴しているそうだ。


 ADORは1月にX(旧ツイッター)を更新。「NewJeansのメンバーを深く心配してくださるファンの皆さんに謝罪するとともに、感謝を申し上げます。ここに改めて、悪意あるコメントや名誉棄損、誤情報の流布についてお伝えします」。「12月29日に、アーティストの権利侵害に対する法的措置について告知しましたが、ADORでは引き続き、NewJeansメンバーの人格を棄損する悪意あるコメントや悪質な誹謗、侮辱、誤情報の流布についてモニタリングを行い、法的措置を取ってまいります」と伝えていた。