河合優実が主演する山中瑶子監督の映画『ナミビアの砂漠』が、第77回カンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品されることが決まった。
【写真】黒のワンピース姿で艶やかな表情を見せる河合優実 撮りおろしカット
初監督作『あみこ』(2017年)で第39回ぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード観客賞を受賞した山中監督。
主役に抜てきされたのは、2021年に公開された『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、最近ではテレビドラマ『不適切にもほどがある!』で話題となった河合優実。彼女もまた『あみこ』を見て衝撃を受けた一人。
カンヌ国際映画祭・監督週間への正式出品を受け、山中監督は「あのときのわたしたちでしか作れなかった、この苦しくて自由で愛おしい映画の旅が、ラディカルな監督週間からスタートすることをうれしく思います。お目が高い!! スタッフ、キャスト全員が天才的でした! 関わり、見守ってくださった皆さまに大きな感謝と敬意でいっぱいです」と喜びの声を。「そして主演、河合優実さんの圧倒的な身体の煌めきよ! 毎カットご褒美のように撮っていました。
主演の河合は「心の底から嬉しいです。映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです。信じて作れば絶対に豊かなものができるし、伝わるはずだ、と思い続けていました。同じように、監督や、映画のことを信じていた人が沢山いました。
映画『ナミビアの砂漠』は、本年公開予定。