映画『四月になれば彼女は』より、佐藤健演じる藤代と長澤まさみ演じる弥生の未来を想わせる“愛するビジュアル”が解禁された。

【写真】アンニュイな表情が色っぽい! 長澤まさみ、撮り下ろしショット

 川村元気による40万部突破の同名の恋愛小説を映画化した本作。



 主人公の藤代俊を演じるのは、佐藤健。結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生は、長澤まさみ。藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を、森七菜が演じる。

 監督は、本作で長編映画に初めて挑戦する山田智和が務め、撮影監督には今村圭佑、音楽は小林武史が担当。さらに、主題歌の藤井風の新曲「満ちてゆく」が、本作をより美しく鮮やかに華を添える。

 公開から24日間が経過した4月14日に、観客動員数70万人を突破。
来場した観客への感謝の気持ちを込め、藤代と弥生の未来を想わせる“愛するビジュアル”が作成された。藤代と弥生がさまざまな葛藤や苦悩を受け入れ、2人で寄り添いながら歩く後ろ姿を切りとったビジュアルとなっており、明け方の街を何気なく歩くその背中には、陽の光が差し虹がかかっているようにも見え、どこか穏やかで暖かな雰囲気を感じさせる。

 また新ビジュアルのキャッチコピーは“満ちてゆく”。主題歌からインスピレーションを得てつけられたこのコピーが、藤代・弥生、2人を照らし、彩る。藤代・弥生・春のそれぞれの“幸せな記憶”を表現し、愛おしい存在にだけ見せる柔らかな表情をした一瞬を切りとり話題となった“恋するビジュアル”のその後を想わせ、藤代と弥生にとっての“愛”が感じ取ることができるエモーショナルなビジュアルに仕上がっている。

 さらに、佐藤健、長澤まさみ、森七菜からコメントが到着。
観客へ感謝の言葉を贈ると共に、本作への思いを改めて語った。

 佐藤は「桜の満開と共に、たくさんのお客様にこの作品を観て頂き、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。愛の形は無数に存在します。それをこの映画で少しでも感じてもらえれば嬉しいです」とコメント。

 長澤は「沢山の方に映画が届いている事をとても嬉しく思います。
思い通りにはいかないけれど、自分の求めるものを知るきっかけを物語から拾ってもらえたら嬉しいです。懸命に生きる姿は憂いを纏って、更に美しく見える気がします。皆さんも、素敵な恋をして下さい」とメッセージを。

 そして森は「四月になれば、柔らかな暖かさの中過ごせると思っていたのですが、思わず少し汗ばむような予想外な春で、年々どんな季節がくるのかが分からなくなっているような気がしています。どこか通ずるものをこの作品に感じていました。そんな中でこの作品が沢山のお客様のもとに届いていると聞き、とても嬉しく思います。
これからも、この作品が遠くまで届いていきますように」と言葉を寄せた。

 映画『四月になれば彼女は』は、公開中。