中村ゆりかと生駒里奈がW主演するドラマ『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(カンテレ、DMM TV)に、川津明日香の出演が決定した。社内で相次ぐ“処刑”の鍵を握る重要人物を演じる。



【写真】川津明日香の出演カット(4枚)

 本作は、カンテレが動画配信サービス・DMM TVとコラボした“リベンジ・復讐”をテーマにしたドラマ企画の第2弾。原作は、世の中のさまざまな女性たちの生きざまに問題提起する社会派“ヒューマン”コミック誌「ストーリーな女たち ブラック」(ぶんか社)にて連載中のタナカトモ・つかさき有による同名コミックス。生駒演じる地味で内向的な派遣社員・ほのかが、中村演じる謎の美女・のぞみの入社と同時に社内で多発する、まるでパワハラを粛清するような怪事件の真相を追う復讐エンターテイメントドラマだ。

 5月2日に放送された第3話では、パワハラ社員への“処刑”と思わしき事件が相次ぐ社内で、ついに殺人事件が発生。打ち沈むほのか(生駒)は、のぞみ(中村)の入社以来、事件が相次ぐことを不審に思いながらも、心を通わせた友人を信じたいと、副島(猪塚健太)にほのめかされた“5年前の事件”を探る決意をする。すると、5年前に忽然と姿を消した社員がいたことが判明したうえ、“深瀬のぞみ”という人物が存在しないことまで発覚する。
先が読めない展開の連続にSNSでも話題を呼んだ。

 そんな謎が謎を呼ぶ一連の“処刑”の鍵を握る“5年前の事件”の重要人物として、川津明日香の出演が発表された。『仮面ライダーセイバー』のヒロイン役で人気を博し、『君の花になる』『Sugar Sugar Honey』『ブラックガールズトーク』など話題作への出演が相次ぐ川津。本作では、“5年前の事件”で突然姿を消した謎多き社員・白石沙希を演じる。

 沙希は、同期だった早川うらら(水上京香)によれば「地味な子で人付き合いもない子」だったが、ある日、峰岸英子(鈴木ゆうか)と同時期に一切の前触れもなく会社からいなくなったといい、その理由はいまだに明らかになっていない。はたして“5年前の事件”の真相は? そしてのぞみの入社と時を同じくして多発する“処刑”との関係は?

 本作への出演にあたり川津は、「演じることでも社会的な風刺という意味でも、やりがいのある役柄だと感じました」と意気込みを見せる。
急展開を迎える4話について「沙希の存在によって変貌を遂げる周囲や、追い込まれていく様子を見ていただきたいです」と期待を寄せた川津。最後に視聴者に向けて「白石沙希という女性の人生が、様々な社会での裏切りやしがらみを通じてどのように変わっていくのか、沙希の顛末をぜひご覧ください」とメッセージを贈った。

■第4話あらすじ

 社内でついに起こった不審死事件。さらに、のぞみ(中村)が名前や経歴などすべてを偽っていたことがわかった。一体、のぞみは何者なのか? 何をしようとしているのか? ほのか(生駒)の頭は混乱するばかり。

 そんな折、副島(猪塚健)がほのかに衝撃的な事実を明かした。
5年前に消えた2人の女性社員のうち、1人はすでに死んでいるというのだ。続けて副島は、これ以上の真実を探ろうとすれば、ほのかにも危険が及ぶと釘を刺す。副島の警告はまもなく現実のものに。ほのかは留守中に自宅に侵入した何者かによって、部屋をめちゃめちゃに荒らされてしまう。怯えるほのかに、「次は殺すよ?」と脅迫する不気味な電話が入り…。

 同じころ、昏睡状態が続く矢野(河邑ミク)の病室を見舞う黒崎(岩男海史)にのぞみが接近。
黒崎に思わぬ“依頼”を持ちかける。一方、事件を追う刑事の青田(納谷健)は、“5年前の事件”の鍵を握る“ある女性”の居場所を突き止めるが…。    

 ドラマ『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』は、カンテレ(関西ローカル)にて毎週木曜24時25分放送、DMM TVにて独占配信。

 ※川津明日香のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■川津明日香

台本を読ませて頂いて率直に面白くて、演じることでも社会的な風刺という意味でも、やりがいのある役柄だと感じました。沙希の会社への思いや未来に対しての前向きな情熱、一生懸命さを演じることの軸としました。


沙希のすべての行動の裏には、未来へのビジョンや物事を立体的に捉える力があると感じ、彼女のひたむきさや、辛いことを耐えるエネルギーは未来の自分への期待の表れなのではないかと思い演じました。沙希の存在によって変貌を遂げる周囲や、追い込まれていく様子を見ていただきたいです。

白石沙希という女性の人生が、様々な社会での裏切りやしがらみを通じてどのように変わっていくのか、沙希の顛末をぜひご覧ください。