高橋留美子原作の漫画『らんま1/2』の完全新作アニメが制作されることが6月に発表された。この朗報を受けて、SNSでは興奮の声と共に、キャラクターの声優に期待する声が続々。
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『らんま1/2』は「週刊少年サンデー」1987年36号~1996年12号で連載され、現在もなお絶大な人気を誇る名作。物語は中国で修行していた父・早乙女玄馬とその息子・乱馬が天道家にやってくるところから始まる。しかし、そこに現れたのは巨大なパンダとかわいい女の子? 乱馬は中国での修行の末、水をかぶると女に、お湯をかぶると男に戻るという、不思議な体質になってしまっていた。乱馬たちが周囲の個性豊かな人々を巻き込み、泣いて笑って時々恋したりする、今なお全く色あせない、天下無敵の格闘ラブコメディーだ。
■山口勝平(早乙女乱馬)
主人公・早乙女乱馬の声を担当したのは山口勝平。乱馬は中国での修行の末、水をかぶると女に、お湯をかぶりと男に戻るという不思議な体質になってしまう。
山口は、舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、『らんま1/2』で声優初主演。その後は『名探偵コナン』の工藤新一、怪盗キッド、黒羽快斗、『ONE PIECE』のウソップ、『犬夜叉』の犬夜叉など、人気キャラクターの声を担当する。また、洋画の吹き替えやラジオパーソナリティとしても活躍している。
■林原めぐみ(女らんま)
林原めぐみは、乱馬が女になったときの声を担当。林原は1986年にアニメ『めぞん一刻』の幼稚園児役でデビュー。『らんま1/2』の出演以降は、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、『スレイヤーズ』のリナ=インバース、『名探偵コナン』の灰原哀、『ポケットモンスター』のムサシなどの声を担当する。2023年まで国民的キャラクター・ハローキティの声を務めたことでも知られている。また、洋画吹き替えやナレーション、ラジオパーソナリティ、歌手など、活動の幅は広い。
■緒方賢一(早乙女玄馬)
乱馬の父・早乙女玄馬を演じたのは緒方賢一。玄馬は乱馬と同様、中国での修行の末、水をかぶるとパンダになり、お湯をかぶると元に戻る体質になってしまう。
緒方は『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのアナライザー、『忍者ハットリくん』の獅子丸などの声を担当。『らんま1/2』出演以降は、『名探偵コナン』の阿笠博士、『星のカービィ』のデデデ大王の声などを担当している。また、俳優としても活躍しており、これまでに『とと姉ちゃん』(NHK)、『西郷どん』(NHK)、『麒麟がくる』(NHK)、『鎌倉殿の13人』(NHK)などに出演。
なお、新アニメでは玄馬役はチョーが担当。緒方はナレーションにて参加することが明かされている。
ヒロイン・あかね役は、誰しも知る『トトロ』『タッチ』声優
■日高のり子(天道あかね)
日高のり子は天道あかねの声を担当。あかねは本作のヒロインで、天道道場に住む天道家の三女。乱馬とは許嫁の関係だ。
日高は『タッチ』の浅倉南や『となりのトトロ』のサツキの声を担当。『らんま1/2』出演以降は、『るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐』の瀬田宗次郎、『犬夜叉』の桔梗、『名探偵コナン』の世良真純などを演じている。声優になる前はアイドルとして活動しており、現在はナレーターやラジオパーソナリティとしても活躍している。
『らんま1/2』と『名探偵コナン』は、山口、林原、緒方、日高など、共通する声優が多く、たびたび話題になることが多い。
※日高のり子の「高」は「はしごだか」が正式表記。
■シャンプー(佐久間レイ)
シャンプーの声を担当したのは佐久間レイ。
佐久間は1983年にレコードデビューし、1985年に声優デビュー。それ以降は声優として活動するようになる。『それいけ! アンパンマン』のバタコさん、『魔女の宅急便』のジジの声などを担当し、『らんま1/2』出演以降は『楽しいムーミン一家』のミイ、『とっとこハム太郎』のマフラーちゃん、『おねがいマイメロディ』のマイメロディの声などの声を担当している。シャンプー役では、独特ななまりを交えてかわいらしく話している。
■響良牙(山寺宏一)
山寺宏一は、響良牙の声を担当。良牙は乱馬のライバルで、極度の方向音痴。バンダナと番傘、リュックがトレードマーク。水をかぶると黒いコブタになり、お湯をかぶると元に戻る体質。
山寺は『それいけ! アンパンマン』のジャムおじさん、チーズ、カバオくん、かまめしどんの声を担当し、『らんま1/2』以降は『かいけつゾロリ』のゾロリ、『ドラゴンボール超』のビルス、ディズニーのドナルドダック、ジーニー、スティッチ、野獣などさまざまなキャラクターの声を担当。