Snow Manの目黒蓮が主演を務めるドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/毎週月曜21時)第4話に、俳優の山崎樹範の出演が決定。目黒とは『silent』(同系)以来2年ぶりの共演となる。



【写真】『海のはじまり』第4話 海(泉谷星奈)と夏(目黒蓮)、海岸へ

 本作は、脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデューサー・村瀬健の『silent』(フジテレビ系)チームが再集結した完全オリジナル作品。人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を丁寧に描く。

 山崎は舞台、ドラマ、映画、さらにはバラエティー番組まで多岐にわたるフィールドで活躍。フジテレビのドラマには『天体観測』(2002年)、『Dr.コトー診療所』シリーズ(2003年他)、『電車男』(2005年)、『プロポーズ大作戦』(2007年)、『ラスト・フレンズ』(2008年)、『不毛地帯』(2009年)、『蜜の味~A Taste Of Honey~』(2011年)など数多く出演し、唯一無二の存在感を示してきた。また、近年では『silent』(2022年)で演じた主人公らの恩師役も記憶に新しい。

 目黒との再共演について山崎は「また目黒君と芝居が出来る!」と喜びのコメント。「撮影も終盤に差し掛かった時に目黒君が声を掛けてくれました。“また共演出来てうれしいです”。いつもの目黒君のようで、夏君のような、とても優しい笑顔でした。見ているこっちまで優しくなれるような不思議な魅力の笑顔。自然と私も笑顔になり、やっと“ただいま”と心から思えました。この物語の一部になれた事を誇りに思います」と振り返っている。


 そんな山崎が今作で演じるのは、夏が写真の現像でよく訪れる写真屋の店主・新田良彦(にった・よしひこ)。現像の腕は申し分ないが、夏が撮った写真を盗み見しては「彼女かわいいよね」などと余計な感想を夏に伝える。「勝手に見ないでもらえますか」と苦言を呈するも、どこか憎めないチャーミングな新田につい心を許してしまう夏。夏にとってこの写真屋はホッと一息つける安らぎの場でもある。顔をほころばせながら会話を弾ませる夏と新田のコミカルなやり取りにも期待が集まる。

 ドラマ『海のはじまり』は、フジテレビ系にて毎週月曜21時放送。

※山崎樹範、プロデューサーからのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■山崎樹範

「このチームとは『silent』以来の再会になります。お話を頂いた時は本当にうれしかったです。またみんなに会える! また目黒君と芝居が出来る!! ただ現場に入った時の私は“ただいまー!”なんて気分には全くなれませんでした。撮影の前日に第1話の放送がありました。一瞬たりとも目が離せない息が詰まるシーンの連続。
生方さんの生々しい台詞(せりふ)に応える役者陣の芝居は鬼気迫るものがありました。震えました。正直に言えば恐ろしくなりました。この作品の中に自分が入れるだろうか? 全く寝れずに現場に行きました。笑顔で迎えてくれるスタッフさんとの再会を喜ぶ余裕は一切ありませんでした。無我夢中で芝居をしました。撮影も終盤に差し掛かった時に目黒君が声を掛けてくれました。“また共演出来てうれしいです”。いつもの目黒君のようで、夏君のような、とても優しい笑顔でした。見ているこっちまで優しくなれるような不思議な魅力の笑顔。自然と私も笑顔になり、やっと“ただいま”と心から思えました。この物語の一部になれた事を誇りに思います」

■プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

「また1人、名優がこのドラマに参加してくださることになりました。
しかも、今回は僕たちの盟友でもあります。山崎樹範さんに『silent』に続いてご出演頂けることになりました。みんな大好き“やましげさん”なのでスタッフみんな喜んでいるのですが、中でも目黒蓮さんが誰よりも喜んでくれています。山崎さんが衣裳合わせでスタジオに来た際、セットで撮影中の目黒さんに挨拶(あいさつ)に来てくださったのですが、山崎さんの姿を見つけたときの目黒さんの笑顔がとても印象的でした。僕たちはこういう瞬間の嬉(うれ)しさのために作品を作り続けているのかもなって感じました。山崎さんに演じていただく新田は、夏が趣味のフィルムカメラで撮影した写真を現像しにいく写真店の店長です。今後、夏のカメラが物語に関わってくることもあり、意外にも重要な役割を担うキャラクターでもありますので、“やましげさん”ならではの物腰の柔らかさに騙(だま)されることなく注意深く見つめて頂けたら嬉(うれ)しいです」

編集部おすすめ