ノルウェーのメッテ・マリット皇太子妃の息子で、妃がホーコン皇太子との結婚前にもうけたマリウス・ボルフ・ホイビー(27)が、1年に渡る捜査の末、強姦やDV、暴行の罪などで起訴された。
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Peopleによると、ホイビー被告は昨年8月4日(現地時間)、当時20歳の女性に対する暴行容疑で逮捕されており、以来当局による捜査が行われていたそうだ。
皇太子妃の連れ子であるホイビー被告は、妃が2001年にホーコン王太子と結婚したことをうけ王室入りした。ノルウェー王位継承権や王子の称号を有しておらず、公務にもついていない。ホイビー被告が逮捕されたことをうけ、皇太子は「(容疑者が王室関係者であっても)警察は自らの職務を遂行することが許されるべきだし、司法もそうあるべきだ。彼らが正しい働きをすると確信している。同時に、我々関係者に多大なる影響を及ぼすことは、もちろん事実である」と述べていた。
なおホイビー被告は、軽犯罪については、いくつか認めているものの、強姦やDVといった最も重い罪状については否認しており、裁判で争う方針とみられる。有罪となれば、10年以下の拘禁刑を科される可能性がある。