AKB48篠田麻里子が、12日、音楽番組『MUSIC STATION』(テレビ朝日)にAKBとして最後の生出演で「卒業スペシャルメドレー」を涙ながらに熱唱した。

【関連】<AKB選抜総選挙>第5位の篠田麻里子が突然の卒業発表!「AKB48に悔いはありません」

 7月22日の卒業公演まであと10日となった篠田の卒業企画として、デビューから番組に出演した映像でこれまでの活動を振り返ったが、司会のタモリから「もう悔いはない?」と質問されると、「はい、悔いはありません」と明るく返答。
その後、AKBのオーディションに落選し、劇場のカフェでバイトしていた時に、プロデューサーの秋元康氏に「4日で12曲覚えたらメンバーに入れてやる!」と言われてAKBに加入したというエピソードや当時「ご飯を食べる余裕がなかったんで、かいわれをスープにしていました。かいわれは切っても切っても育つんですよね!」とデビュー前の苦労を語った。

 また、メンバーの中で仲良しの小嶋陽菜には、卒業の決断を総選挙の1ヵ月前に打ち明けたというが、小嶋は「話をよく聞いていなかったのか、また総選挙の3日前にも聞きました」と小嶋らしい反応に篠田も「本当は3回くらい言ったんですけどね」と苦笑い。

 最後のMステ出演に「今までで一番緊張している」と語った篠田は、「篠田麻里子卒業スペシャルメドレー」で、自身がセンターとなった『上からマリコ』をお立ち台で熱唱。『恋するフォーチュンクッキー』はセンターのさしこ率いる選抜メンバーと楽しくパフォーマンスを魅せたが、篠田が最後の挨拶をはじめると、言葉が震え、涙が溢れ出した。

「約8年、私をAKB48のメンバーに仲間に入れてくださった皆様、そしてメンバー、本当にありがとうございます。私が初めてMステに出演したのは、2006年6月9日「スカート、ひらり」でした。その時はこんなに素敵な場所をつくっていただけるなんて思っていませんでした。本当にありがとうございます」と感謝。続けて「私は自分の道を一歩進みますが、これからも私のすごく大切で大好きなAKB48の応援よろしくお願いします」とファンと視聴者に呼びかけた。

 最後は、篠田の卒業曲『涙のせいじゃない』を涙ながらに熱唱し、最後のMステ出演を終えた。篠田は、7月20日から始まる5大ドームツアーの福岡ヤフオク!ドーム2日間公演に参加し、翌22日に秋葉原のAKB劇場で卒業公演を行う。
編集部おすすめ