“百獣の王をめざす男”武井壮が、10月16日から27日までブラジル・ポルトアレグレで開催されている『第20回世界マスターズ陸上競技選手権大会』に出場し、200m走で銅メダルを獲得した。

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 本大会は、35歳以上の年齢別で、2年に1回行われる国際的な陸上大会。
武井は最初に出場したM40(40歳~44歳)クラスの100m走では、11秒15の記録で世界4位となったものの、その後自らがレギュラーを務める21日放送のフジテレビ『笑っていいとも!』に生で電話出演し、「(メダルをとれず)悔しいので、幅跳びにエントリーしちゃいました」と宣言。

 しかし幅跳びは、「WMAの裁量で出場NGに。。今から跳ぶぞ!って時に係員が走って来て『出場許可できません!』と。。急遽エントリーってのがダメだと判断されたみたいです。。」(本人のツイッターより)とのことで、大会側のミスで出場できなかったようだ。

 続けて、現地時間の21、22日に行われた200m走決勝に出場し、22秒64のタイムで見事銅メダルを獲得。

 武井は「十種競技の選手だった僕には、ずっと短距離選手に対する憧れがありました。今回のチャレンジは40歳になって世界のアスリート達が競う世界マスターズで、“百獣の王”として六本木の坂道をダッシュする事だけで短距離選手に立ち向かう新しい戦いでした」と、大会に挑んだ理由を説明。さらに、「ここでの銅メダルは『強くなるって楽しい!』『成長するって楽しい!』と感じられる最高のプレゼント。明日も今日より強い自分になりたいと思います。
日本の皆さん応援ありがとうごさいました!」と喜びと共にたくさんの応援に感謝した。

 なお、このマスターズの試合の模様と、マスターズにいたるまでのドキュメントは、フジテレビにて11月3日13時より『武井壮40歳 世界マスターズ陸上に挑戦』(関東地方のみ)にて特別番組としてオンエア予定。28日放送の『笑っていいとも!』には、帰国後メダルを持って出演の予定。
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