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本作は、19世紀フランスを代表する天才詩人、アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌの軌跡を描く。
「早熟の天才」と評されたランボー役は、今回が初舞台となる岡田将生。 相手役ともいえるのヴェルレーヌ役は、緩急自在な演技力、重厚さと軽やかさを併せ持つ名優、生瀬勝久が演じる。 ランボーと奇妙な三角関係を結ぶヴェルレーヌの若妻マチルダには中越典子。ほかにも、辻萬長、加茂さくら、立石涼子など磐石のキャスト陣が脇を固める。
蜷川は岡田の印象について「繊細な演技がちゃんとできて、うまいなあ」と思っていたよう。実際に会った後も「繊細な空気を身にまとっている、頭が良い青年だな」と評価した。
対して、岡田は蜷川について「怖い方、というイメージを持っていましたが(笑)、お会いしたら包み込むような優しい目をされていて、『自由にやって!』とおっしゃって頂きました」とコメントした。
蜷川が「最高のキャストがそろわないと実現できない」と上演の機会を模索してきた本作。演劇界内外から、熱い注目が集まることは間違いない。
舞台『皆既食』は、 11月7日から29日までBunkamuraシアターコクーンにて上演される。