『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のトム・クルーズ、『マレフィセント』のアンジェリーナ・ジョリー、『フューリー』のブラッド・ピット、『X‐MEX:フューチャー&パスト』のヒュー・ジャックマン、『RUSH/プライドと友情』のクリス・ヘムズワースとダニエル・ブリュールなど、今年も多くのスターが来日した。もちろん、彼らはインタビュー取材や記者会見等、仕事のために来ているのだが、オフの時間はフリータイム。
何をしていたのか、関係者に聞いてみた。

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 ここ最近、大きな話題となったのが、製作総指揮と主演を務めた『フューリー』で1年3ヶ月ぶりに来日したブラッド・ピットだ。今回は、韓国でのプロモーションを終えてから、11月14日の昼に羽田空港に到着し、15日はイベントや会見、16日の朝にオーストラリアへ出発と、オフの時間どころか、ホテルから出る暇もなかったとのこと。

 ブラピにとって唯一の外出が、有楽町マリオンで行われたジャパン・プレミアのあと、銀座の鉄板焼屋での夕食。店名は明かせないそうだが、泊まったホテルは六本木のザ・リッツ・カールトン東京。ブラピ来日の際は、同ホテルを取ることが多いそうだ。また、ブラピと一緒に『フューリー』で来日したローガン・ラーマンは、ブラピより1日遅い17日に帰国。そのため、16日は午前中のみインタビュー取材を受け、午後からは原宿へ。竹下通りなどを満喫した。
 
 ブラピと同様、まったくオフの時間がなかったのが『ヘラクレス』で12年ぶりに来日したドウェイン・ジョンソンだ。彼は10月18日の夜に到着。そのままホテルへと入り、19日はジャパンプレミアへの出席や取材等、1日中仕事をこなし、20日に帰国。
ホテルに缶詰め状態だったそうだ。

 ハリウッドスター以外では、“インドの国宝”と言われ、ビル・ゲイツやヒラリー・クリントンが対面を熱望した俳優アーミル・カーンの滞在模様を紹介しておこう。彼は主演作『チェイス!』が東京国際映画祭 特別招待作品に選ばれたのを機に初来日。東京に1週間滞在し、一軒家を借りて家族で寝泊まり。オフの日には、上野動物園やカラオケに行き、ジブリ美術館ではホットドッグを堪能。ハリウッドスターの定番スポットであるNINJA AKASAKAや権八(『キル・ビル』の撮影で有名)を楽しみ、松坂牛を気に入ったとのこと。一方で、肉体を鍛えることは欠かさず、毎日、六本木のスポーツクラブ“ティップネス六本木”に通い、英語のできるトレーナーをつけてトレーニング。その間、家族は成城石井でショッピングと、日本を満喫してくれたようだ。

 最後に、クリステン・スチュワートやニコラス・ホルト、オリバー・ストーン、ティム・バートン、バズ・ラーマンなどが訪れ、今やハリウッドスターの定番コースとなっているのが、新宿歌舞伎町にある“ロボットレストラン”だ。スターが来日した際に行ってみれば、運よく会えるかもしれない。2015年はどのようなスターが来日し、我々を楽しませてくれるだろうか。ハリウッドでは大作が多いだけに期待したい。
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