『ハリー・ポッター』シリーズで主演を務めて以来、一躍人気俳優となったダニエル・ラドクリフ。彼の2013年度における所得は約6800万ポンド(約127億5000万円)だったそうだ。


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 先週提出された会計報告によると、ダニエルの所有する会社は前年を400万ポンド(約7億5000万円)上回る5770万ポンド(約108億2000万円)の利益に達したようである。

 さらに、ダニエルは自身の投資と不動産を管理する会社ギルモア・ジェイコブスを所有しており、同社が1020万ポンド(約19億1200万円)の収入を得ていたため、合計して所得は6790万ポンド(約127億3000万円)にであるとThe Sun紙が報じた。

 大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズで11歳から得ていた収益は、ダニエルの両親によって投資に使われていたようで、現在もギルモア・ジェイコブスの幹部にダニエルの両親の名も連ねられている。

 2014年3月31日締めの同社の計算書には、固定資産が1610万ポンド(約30億2000万円)であることが記載されており、それらはダニエルが所有するロンドン西部のマンションやニューヨークにある3つの不動産が含まれているとの見方が有力だ。

 その計算書には、ダニエルが俳優としていくら出演料を支払われているかについての記載はなかったものの、2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)では800万ポンド(約15億円)の出演料を受け取ったと報じられていた。

 そんなダニエルは以前、「『ハリー・ポッター』からこんなにうまくいっていることに罪を感じているんだ」と、自身の成功に対して罪悪感を抱く胸中を明かしている。
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