映画『ミニオンズ』の日本語吹替え版キャスト発表会見が5日、都内で行われ、天海祐希、バナナマン、藤田彩華らボイスキャスト陣が出席。会場ではこの日初解禁となった日本語吹替え版の予告編も上映された。


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 本作は、興行収入25億円を突破した2013年公開の大ヒット映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のスピンオフ作品。劇中に登場したバナナが大好きなミニオンたちが主役となり、最強のボスを探してアメリカへ渡るという、前作の前日談にあたるエピソードを描いた物語である。

 劇中でミニオンたちが出会うことになる最強最悪の女ボス、スカーレット・オーバーキルを演じた天海は、今作出演にあたり甥っ子が喜んでいたという話を披露。「純粋でまっすぐな目線で『ミニオンズに会えるの?』と聞かれたので『会えるよ!』と返しました」と、心温まるエピソードも語ってくれた。

 また、陽気な悪党家族ネルソンファミリーで息子を演じる日村は「相方であり父親でもある設楽さんの息子を演じることで興奮しています」と語り、会場の笑いを誘っていた。一方、自分の子どもが大ファンだという設楽は、作品にたずさわれた感想を「家族に対しても鼻が高いです。
みんな出演決定に喜んでいました」と話していた。

 さらに、日村演じるウォルターJr.の妹・ティナ役の藤田は「憧れの作品に関われてうれしいです」と感想を披露。会場では藤田の出演するヨーグルトのCMでも話題の「ギューっと」のシーンも再現され、相手役となった日村は「上目づかいが本当にかわいらしい」と称賛していた。

 尚、本作は7月31日から全国ロードショー。夏休作品として、家族そろって楽しめる作品となっている。