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本公演で宝塚歌劇団を退団する柚希と夢咲。記者から「どういう気持ちで最後の公演を迎えたいか」と聞かれた柚希は、「5月10日まで始まったらあっという間な感じがするので、すごく大切にしようと思っています」気合を入れ、「さよならショーみたいな公演かもしれませんが、明るく楽しく星組らしくしていきたいと思います」と意気込んだ。
さらに、宝塚歌劇団とはどんなところだったか聞かれると、柚希は、「私はコンプレックスだらけだったんですけど、それに向き合い自分を認めて、歩んでいけるような場所。だから自分自身を好きになれるんじゃないかなと思います」と語り、夢咲は「私が入団する前の作品を、今見返してみても、やっぱり夢があるし元気になれるし幸せになれる。エネルギーをくれるものだと思います」と表現した。
長年コンビを組んできたお互いへの思いについて柚希は、「この公演をしていても、初めてブエノスアイレスで組んだ公演など色々な思いや、2人で山あり谷ありでやってきましたので、それが走馬灯のようにデュエットのときに浮かぶ。手を離さず歩んで来てよかったなと思います」と感謝し、夢咲は「客観的で見てもカッコいいですし、お芝居で2人で見つめ合うんですけど、いつも惚れ惚れしております」と照れ笑いを見せた。