ダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンらを輩出したJ・K・ローリング原作の映画化『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ『幻の動物とその生息地/Fantastic Beasts and Where to Find Them(原題)』。映画『博士と彼女のセオリー』(15)でアカデミー主演男優賞に輝いた俳優エディ・レッドメインが、主役の魔法生物学者ニュート・スキャマンダーを演じることに決定した。
米ワーナー・ブラザースが正式発表したと、Deadlineなどが伝えた。

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 三部作の1作目となる本作は3D作品となり、2016年に11月18日より公開される予定とのこと。シリーズ原作者のJ・K・ローリングが執筆した、ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書という設定の『幻の動物とその生息地』をベースに、この教科書の著者ニュート・スキャマンダーの冒険を描く。『ハリー・ポッター』シリーズより70年前に遡る時代が舞台の本作で、ローリングは映画脚本家デビューを果たす。

 監督は、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)から『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)まで4作を手掛けたデヴィッド・イェーツ。シリーズ全作に携わるデヴィッド・ハイマンとローリングらが製作を務める。


 スピンオフには先にスキャマンダーのほかに、少女ティナとティナの姉クィニーという女性キャラクターも登場すると伝えられたが、これらの役を含む残りのキャストは不明。候補には、映画『ランナウェイ・ブルース』(14)のダコタ・ファニングや『ビサンチウム』(13)のシアーシャ・ローナン、モデルのケイト・アプトン、『インヒアレント・ヴァイス』(15)のキャサリン・ウォーターストンらが挙がっていた。