打ち切りが決まった人気海外ドラマ『ハンニバル』のシーズン3や、来年公開予定の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に出演するTAO(岡本多緒)が、SF小説『高い城の男』のドラマ版『The Man In The High Castle(原題)』に出演するという。

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 アメリカのSF作家フィリップ・K・ディックが1962年に発表し、ヒューゴ賞を受賞した小説『高い城の男』は、第二次世界大戦が日本とドイツ、イタリアの枢軸国の勝利に終わり、日本とドイツの占領下で二分化されたアメリカを舞台にしている。
映画『X‐ファイル:真実を求めて』でクリス・カーターと共に製作と脚本に名を連ねたフランク・スポトニッツが、Amazonのオリジナル・ドラマシリーズとして企画し、脚本と製作総指揮を務める。映画『エイリアン』シリーズのリドリー・スコット監督が製作総指揮として参加しているが、監督を務めるかは不明だ。

 Deadlineによると、TAOが演じる役はベティ。詳細は不明だが名前から察するに、原作では主人公チルダンの店の常連であるポール梶浦の妻ベティ梶浦として登場するキャラクターであることが見込まれる。レギュラーキャストではないが、数回にわたり出演する予定になっているそうだ。

 現在、撮影が進んでおり、先日開催されたサンディエゴ・コミコンでは第1話と第2話の試写会が行われたという。
今年後半に全話数がリリースされる予定だそうだ。出演はほかに、海外ドラマ『BONES -骨は語る-』のルーク・クラインタンクや、映画『ディファイアンス』のアレクサ・ダヴァロスなど。