米ポルノ界殺人事件が映画化、元男娼役にジェームズ・フランコ　製作も兼任
米ポルノ界で起きた実話の殺人事件を題材にした映画に出演するジェームズ・フランコ(C) AFLO 画像（1枚）
　映画『ミルク』（09）や『猿の惑星：創世記（ジェネシス）』（11）の俳優ジェームズ・フランコが、2007年に米ポルノ界を揺るがした、アダルトビデオ製作会社コブラ社オーナー殺人事件の映画化『King Cobra（原題）』に殺人に関与した元男娼役で出演するという。ジェームズは製作を兼任する。


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　Deadlineによると、同作はゲイポルノ男優として人気を博したブレント・コリガンをデビューさせたコブラ社のオーナー兼プロデューサーのブライアン・コーシスが、元男娼でライバル会社のプロデューサーに殺害された事件をベースにしているとのこと。この人物はブレントを自分達の作品に出演させるため、邪魔だったコーシスを殺害したという。

　監督兼脚本は、ジェームズが女優エマ・ロバーツや俳優ザカリー・クイントと共演する最新作『I Am Michael（原題）』で長編監督デビューを果たしたジャスティン・ケリー。映画『トゥルー・ロマンス』（94）のクリスチャン・スレイターがコーシス、ディズニーのテレビ映画『ティーン・ビーチ』シリーズのギャレット・クレイトンがブレントを演じるそうだ。

　ほか、海外ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』シリーズのトビー役で知られ、ジェームズと映画『パロアルト・ストーリー』（15）で共演したキーガン・アレン、80年代の青春映画スターだった『プリティ・イン・ピンク／恋人たちの街角』（86）などのモリー・リングウォルド、映画『クルーレス』（95）のアリシア・シルヴァーストーンが出演する。

　撮影は既にクランクアップしているそうだ。
全米公開予定日は未定。