80年代のゲームキャラが地球を襲撃するという、驚きの設定で話題を呼んだSFバトルアクション『ピクセル』のブルーレイ&DVDが2月3日に発売される。プレミアム・エディションの日本限定特典ディスクには、『パックマン』『ギャラガ』『スペースインベーダー』の生みの親である岩谷徹、横山茂、西門知宏ら3人のゲームクリエイターたちの特別インタビューが収録されており、そのインタビュー映像の一部が公開された。


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 公開された映像では、それぞれ伝説のゲームクリエイターである岩谷氏、横山氏、西門氏の3人が、ゲーム業界に入ったきっかけや、ゲーム誕生秘話などを語っている。岩谷氏は、「ゲームセンターで『ピンボール』をよくプレイしていて、『ピンボール』を作りたくてナムコに入社した」と明かしたものの、「実際に入ってみると『ピンボール』を作っていないという事実がはっきりした」と笑う。現在のようにインターネットなどの情報が無かったので、会社の情報がわからなかったのだという。

 一方、印象に残っているゲームについて聞かれた横山氏は、「やっぱり『スペースインベーダー』。学生の頃、徹夜でプレイしていた。その後、ナムコに入社したら社内で一番上手くて、それがきっかけで(『ギャラガ』の)企画をやることになった」と語る。
また、「『スペースインベーダー』がなかったら『ギャラガ』
を作ることはなかった」とも。

 そんな『ギャラガ』誕生のきっかけともいえる『スペースインベーダー』の生みの親、西角氏にはゲーム開発で心がけていたことを聞いた。「当時、日本より技術的に数段上だったアメリカに負けないようなゲームを作ろうと思い、必死にアメリカのゲームを手本にしていた」と開発までの秘話を語った。

 本作のブルーレイ プレミアム・エディションにはこの特典映像のほか、3人による座談会映像や、特殊効果解説なども収録。さらに、映画業界初の試みとして、特製VRゴーグルの封入も決定している。

映画『ピクセル』ブルーレイ&DVDは2月3日発売。
ブルーレイ プレミアム・エディションは6800円(税抜)、IN 3Dは5695円(税抜き)、ブルーレイは4743円(税抜)、DVDは3800円(税抜)。