グリム童話『白雪姫』をベースにした長編アニメを製作し、大ヒットさせた米ディズニーが、白雪姫の妹という設定のキャラクター、ローズレッド(べにばら)を主人公にした実写映画『Red(原題)』を企画しているとThe Hollywood Reporterが伝えた。

【関連】リリー・コリンズ主演の実写版『白雪姫と鏡の女王』フォトギャラリー

 脚本は新進気鋭のジャスティン・メルツが執筆。
ユニバーサル・ピクチャーズ製作の実写映画『スノーホワイト』(12)の脚本家エヴァン・ドーハティが、ディズニーに企画を持ち込んだという。ローズレッドはもともと『白雪姫』ではなく、グリム童話の別の物語『しらゆき べにばら』に登場するキャラクターで、当初の脚本でも「別物」としてストーリーが展開していたそうだ。しかしドーハティの提案で白雪姫の物語を織り交ぜたストーリーになったという。

 そしてそのストーリーはというと、毒りんごを食べて永遠の眠りについてしった白雪姫を生き返らせるため、ローズレッドが7人のこびとたちと共に呪いを解く方法を探す旅に出るというもの。ディズニーの大ヒット・アニメ『アナと雪の女王』(14)のような姉妹愛を描く作品になるようだ。

 製作総指揮はタラ・ファーネイが務め、メルツはアダム・ロディンと共にプロデューサーとしても名を連ねるという。