映画『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』(6月4日公開)にて主演を務める俳優の玉木宏が3日、テレビ朝日のトーク番組『徹子の部屋』に出演。この日はNHKの連続テレビ小説『あさが来た』で共演した近藤正臣からのメッセージが披露され、玉木は感慨深い様子で撮影時を振り返った。


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 これまでの芸能活動で自分を支えてくれた恩師として、玉木は迷いなく『あさが来た』で共演した近藤の名を挙げる。この日はその近藤から玉木へのメッセージも到着。ドラマでかりし頃から晩年までの長い人生を演じることに対し、玉木が悩みを相談してきたと明かす。また「役の中で僕に似てきたのが嬉しかった」と、晩年の玉木が父親を演じた近藤に“似ていた”ことを喜ぶ。

 玉木は近藤のメッセージを感慨深い様子で聞き入り「アドバイスをいただいた時には、気持ちが楽になりました。だから、ふとした時に見せる、年齢を重ねたように見えるしぐさを、近藤さんから継承して、取り入れていました」と話した。


 『あさが来た』の出演により、「働く女性を支えそうな芸能人」の第1位に選ばれたという玉木は、理想の女性像を「目標があって自分をしっかり持っている人、そういう女性を支えたいと思いますね」と語る。また、結婚願望はあるとのことで、『あさが来た』を含めこれまでの演技経験の中で「作品を通して家族というものを見つめた時、夫であり父でありたいと思うようになりましたね」と、“結婚=家族”について自身の考えを明かした。