俳優キーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーがアメリカを脅かすテロ組織を相手に戦うさまを描く人気海外ドラマ『24 TWENTY FOUR』。そのスピンオフとなる新シリーズ『24:Legacy(原題)』が2017年2月より米Fox局にて全米放送される予定だが、オリジナルシリーズよりテロ対策ユニットCTUロサンゼルス支部の捜査官トニー・アルメイダが再登場することが明らかになった。
TV Lineが伝えた。

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 カルロス・バーナードが演じるトニー・アルメイダは当初、バウアーと衝突しながら次第にバウアーの良き理解者となった人物。シーズン5で死んだと思われたがシーズン7で悪役として復活を遂げるも最後は捕まり、投獄される。キーファーがバウアー役に返り咲いた12話構成の新シリーズ『24‐TWENTY FOUR‐ リブ・アナザー・デイ』には登場しないが、ブルーレイの特典映像として刑務所にいるトニーの様子がうかがえる『独房より』が収録されていた。

 『24:Legacy(原題)』の陣頭指揮をとる製作総指揮のマニー・コトとエヴァン・カッツは声明の中で、「トニー・アルメイダは『24』の中で忘れるに忘れられない人物の1人です。時に義理堅く愛情にあふれ、時に道徳心の欠片もなく非道です。
この闇を抱えた複雑な人物を見事に演じ切ったカルロス・バーナードが再出演することにこの上なく興奮しています」と、カルロスのキャスト入りを歓迎している。

 オリジナルシリーズのキャラクターがスピンオフドラマに登場することが決まったのは、今回が初めてとなるが、今後も懐かしい名前のキャスト入りが発表されることに期待したい。『24:Legacy(原題)』は現地時間2017年2月5日、スーパーボウル放送後に全米初放送を迎える予定。