俳優の風間俊介が、10月スタートのTBS日曜劇場『陸王』に出演することが分かった。風間が演じるのは、物語の核となる老舗足袋業者「こはぜ屋」へ、将来を考え新規事業を始めるべきだと提案する銀行員という重要な役どころ。
撮影直前から「熱い日々のスタートを感じました」と思いを語っている。

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 池井戸潤原作の『陸王』は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一(役所広司)が、会社の存続をかけてランニングシューズの開発へ挑む姿を描くヒューマンドラマ。宮沢の長男・大地役に山崎賢人、物語の鍵を握る陸上競技部員・茂木裕人役に竹内涼真らが出演する。

 今回発表された風間が演じるのは、埼玉中央銀行融資課の銀行員・坂本太郎。坂本は、企業の大小関係なく人とのつながりを大切に考える銀行員で、こはぜ屋の新規事業であるランニングシューズ「陸王」の開発を応援。若いが遠慮せず物言いをする芯の強さと、改善点を的確に指摘する知性、みなぎる情熱を持った人物だ。

 自身初の銀行員役とあり「最初お話が来たときに、髪が耳にかからないよう言われたので、久しぶりにばっさりいきました」と役作りに挑んだことを明かした風間は、「一人一人が命がけで自分の仕事に立ち向かっているので、僕もこのドラマを本当に命がけでいきたいなと思います」と撮影現場の印象を報告。「是非一話から欠かさずに見てもらえたらと思います」と視聴者へのメッセージを伝えている。

 そのほか、風間と共に埼玉中央銀行・融資課長の大橋浩役に馬場徹、支店長・家長亨役に、民放連続ドラマ初出演の落語家・桂雀々の出演も決定した。

 ドラマ『陸王』は、TBS系にて10月より毎週日曜21時から放送。
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