【写真】『ストリートワイズ・イン・ワンダーランド』取材会フォトギャラリー
本作は、安藤主演で2017年3月に放送され、第33回ATP賞では奨励賞を受賞した新感覚の群像ハードボイルドコメディ。
安藤は「湯浅政明監督のアニメーション作品が昔から好きで、中でも『四畳半神話大系』がすごく好き。その脚本を書いた上田さんと仕事ができて、その世界観に入れるということを楽しみにしていたのがこの企画」と明かし、「それが続編として増えたのが嬉しいし、前回の作品が好評でもう一度作れるのが光栄」と続編制作に喜色満面。
安藤といえば『コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐ THE THIRD SEASON』の熱演も記憶に新しいが、「そっちとは全然違います。こっちは結構デタラメに作っていますから、だいぶ落差がある」と自然体ぶりで笑わせるが、「前回同様に大の大人がくだらない話を真面目にしっかりと作って、きっちりと視聴者の皆さんに見てもらうということはブレずにやっています」と自信のほどをアピールした。
新キャラクターとして、過去を変えるために未来から来た謎の女を池田が務めるほか、19日放送回には草川が依頼人としてゲスト出演。池田は「どんちゃんやっているような感じが私自身も面白いので、何か仕掛けられるようなことはないかと考えながら、スパイス的竜巻を起こしたい」と気合十分。安藤については「安藤さんが私立探偵の和田になると何かが起こるのではないか?という期待が流れ始める。それに安藤さんは撮影場所が寒くても全然文句を言わない。不機嫌になってもいいくらいの寒さの撮影も『寒いね』とサラッと言う程度。
草川も「安藤さんは、役とかに関係なく素で探偵にいそうなイメージ。衣装合わせの時も役作りなのか、趣味でなのかわからないけれど、デジタルカメラを持っていて探偵そのものだった。安藤さんの探偵ぶりは素晴らしい」と安藤のなりきりぶりを紹介。当の安藤は共演者からの太鼓判も「自分もこれまでいろいろな作品で座長を見てきたので、現場とキャストをしっかりとまとめるような座長にならなければと臨んだけれど…申し訳ないけれどそれはできません」とうなだれて照れていた。
『ストリートワイズ・イン・ワンダーランド‐事件の方が放っておかない探偵‐』はフジテレビにて、3月19日24時25分に「タイムトラベラー編」、26日24時25分に「壱岐島編」を放送。