【写真】大人っぽい表情も魅力的! 大原梓インタビューフォト
この春上京してきたばかりだという大原。「RUN FUN RUN」のMVに抜擢された瞬間は「miwaさんの曲も聴いていたし、まさか私がミュージックビデオに出られるなんてと、とにかくビックリしました」とのこと。「名古屋、千葉、神奈川、東京などあちこちを走りました。『名古屋ウィメンズマラソン2019』のテーマ曲でもあったので、楽しんで走ることを意識して。弾丸の撮影でしたが、撮影自体もすごく楽しくて自然と笑顔になりました」と溌剌とした表情を見せる。
福岡で美容系専門学校のファッションショーのモデルやサロンモデルを経験し、今年福岡で今の事務所にスカウトされた。芸能活動に興味を持ったきっかけは、タレントのローラの存在だと話す。「高校2年生くらいの頃だったと思いますが、ローラさんが堂々とランウェイを歩いていたり、SNSでも自分の思いを発信しているのを見て“かっこいいな”と思いました。“ローラさんのようになれたら”と憧れました」。
そう思ってからは、ファッションショーのオーディションに応募するなど、行動派の彼女。
芸能活動に興味を持ち始めた彼女を当初、両親は心配したそう。「“ちゃんと考えているの?”と心配していました。でも私がオーディションを受けたり、自分から挑戦している姿を見て、徐々に応援してくれるようになりました」。上京する時には「サロンモデルをしていた美容室の方もクラッカーで送り出してくれて、“ビッグになって帰ってきてね”と言ってくれた友だちもいます。家族は“頑張ってきいよ”と言ってくれましたが、別れた後には“いつでも辛くなったら帰ってきていいけんね”とメッセージが来て。
憧れの女優像は「時代を代表する樹木希林さんのような、幅広い年齢層を演じることができる『令和』を代表する女優さんになりたいです」。また事務所の先輩である今田美桜からもたっぷりと刺激を受けている。「ある現場でご一緒したときに、緊張している私に、今田美桜さんから福岡の話など気さくに話しかけてくださって。緊張を解いてくださって、ものすごくうれしかったです。スタッフさんへの挨拶や気配りなど、見ていて勉強になることばかりです」。
グラビアにも挑戦したが、「プライベートでもビキニを着たことがないですし、こんなに肌を見せることもないので、緊張と不安だらけで!でもスタッフさんがみなさん優しくて、明るい現場でした。撮影しているうちに、どんどん楽しくなってきて。結果、ものすごく楽しかった!」と大きな笑顔。「やってみないとわからないことばかり。思い切ってぶつかってみたいです。
「夢は朝ドラのヒロインです!福岡でもよく観ていて、先日までやっていた『まんぷく』も前に進む勇気を感じました。長期間、同じ役を演じられる機会もなかなかないと思いますし、私も誰かに元気を与えられるようなお仕事ができたら」と夢を膨らませる。キャッチフレーズは「福岡の宝石、糸島の輝き」。「磨きをかけて、たくさん輝きたい」という大原梓のまっすぐな思いに触れ、彼女のこれからが大いに楽しみになった。(取材・文:成田おり枝/写真:高野広美)
ヘアメイク=Toyoda Yousuke(Rooster)