俳優のキアヌ・リーヴスが主演を務める『ジョン・ウィック』シリーズの最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』より、圧巻のアクションが凝縮された日本版予告編が、キアヌのコメントとともに解禁された。

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 予告編では、前作で裏社会の聖域・コンチネンタルホテルでの不殺のおきてを破り、賞金首となったジョン・ウィックが、彼の命を狙う殺し屋たちの追走から逃れるべく馬に乗り、バイクの追手と戦闘しながらニューヨークを走り抜けるシーンが映し出される。


 この場面についてキアヌは「『ジョン・ウィック:チャプター2』の撮影後、『もし続編があるならば、ジョン・ウィックを馬に乗せたい』と提案したら実現したんだ」と、自身のアイデアが採用されたことを明かした。しかし、「2回ほど馬が突然走り出した時は、安全ベルトで釣り上げてもらったんだ。馬が急に走り出し、僕は馬から振り落とされてしまったんです。でも面白かったですよ」と、危険続きの撮影の中でも一番恐怖を感じた瞬間だったと振り返った。

 予告編ではまた、前作まで孤高の殺し屋だったジョンが、“ジョン・ウィックファミリー”と共に戦う姿を垣間見ることができる。アカデミー賞受賞女優ハル・ベリーが演じるソフィーとジョンが対面を果たすシーンでは、出会い頭にソフィーがジョンに向けて発砲。
過去に因縁がある様子だが、ジョンと同じく犬好きなソフィーは、愛犬2匹を巧みに操りながらジョンと共闘。本シリーズでは斬新なアイデアに満ちたアクションシーンが次々と生み出されているが、本作では“ワンちゃん”דカンフー”の新技<ドッグ・フー>が新たにラインナップ入りする。

 アクションシーンもパワーアップ。全シリーズ通して魅せる“銃(ガン)”דカンフー”の融合技<ガン・フー>は衰え知らずでキレを増している。また図書館で本を使って敵をキルする<ブック・フー>、ナイフをこれでもかと投げつける<ナイ・フー>など革新的かつ“過剰なまでのアクション”が繰り広げられる。

 映画『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日より全国公開。