俳優の三浦貴大と女優の成海璃子がダブル主演を務める映画『ゴーストマスター』より、バラエティーに富んだ場面写真7点が解禁された。

【写真】キラキラ映画の撮影現場が一変! 『ゴーストマスター』場面写真

 本作は、志の低い低予算映画の過酷な製作現場でこき使われた助監督の不満が爆発し、ついには悪霊を呼び寄せてしまうというホラーコメディー。
本作の企画で「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM」の準グランプリを受賞したヤング ポール監督の長編デビュー作となる。三浦は監督やスタッフから怒号や罵声を浴びせられながらも懸命に撮影現場を右往左往する助監督・黒沢明役、成海は黒沢が憧れる女優・渡良瀬真菜役をそれぞれ演じる。

 とある“壁ドン”映画の撮影現場で、監督やスタッフからこき使われる助監督・黒沢明。名前だけは“巨匠”で“一流”だが、断れない性格で要領の悪い、B級ホラーを愛するただの気弱な映画オタクだ。いつか自分が監督として撮ることを夢見て、書き温めていた脚本「ゴーストマスター」が心の支えで、常に肌身離さずに持ち歩いていた。しかし、あまりに過酷すぎる撮影現場でうっ積した黒沢の不満と怨念のような映画愛が、この“脚本”に悪霊を宿し、撮影現場を阿鼻叫喚の地獄へと変えていく…。


 場面写真では、撮影現場で殴る蹴るのパワハラに耐えながら奮闘する助監督・黒沢明(三浦)が必死にカメラを回している姿が捉えられている。カメラを向けているのは、呪われた脚本「ゴーストマスター」によってモンスター化する主演俳優・桜庭勇也(板垣瑞生)。

 別のカットでは、黒沢が憧れる女優・渡良瀬真菜(成海)は、両手になぜかあずきのバーを持って構えている。彼女は昭和のアクションスターだった父から教わった詠春拳で、モンスター化した勇也に立ち向かう。

 このほか、撮影難航で激高して現場を放り出した監督の土田(川瀬陽太)が、モンスター化した勇也に捕まり、恐怖の“バックハグ”をされ絶叫する場面や、黒沢が不気味な姿へ謎の変貌を遂げた場面なども切り取られている。

 映画『ゴーストマスター』は12月6日より全国順次公開。