【写真】今日の『なつぞら』なつたちは家族総出で搾乳をする
十勝が冷害・水害に見舞われた昭和50年。
その晩、十勝は激しい雷雨に見舞われる。朝、雷の音で目を覚ました泰樹が居間に向かうと、富士子(松嶋菜々子)と剛男から停電になったと知らされる。今や牧場では電気がないと搾乳ができず、搾った牛乳を冷やすこともできない状況になっていた。牛舎から牛の悲鳴を聞いた泰樹は照男を「すぐ牛舎へ行け! 牛をほっとくなぁ!!」と一喝すると「牛は決まった時間に絞ってやるから、わしらを信用していい乳出してくれるんじゃあ!! こっちの都合で待たせるな! 手で絞るんじゃあ!」と大声をあげる。
牛が乳房炎になるリスクを避けるため、泰樹は家族総出で搾乳をするように指示。剛男はほかの牧場を助けるために農協へ向かうと言うと、泰樹は「剛男! 頼む!」と一言。これまで劇中で義理の息子の名を呼ぶことがなかった泰樹の言葉に対して、ネット上には「初めて剛男って呼んだ!」「泰樹おんじが剛男パパに『頼む』なんて初では!?」などの声が寄せられた。
90歳を超えたにも関わらず、共に生きてきた牛を救うために陣頭指揮をとる泰樹の勇ましい姿に「大変な事態だけどじぃちゃんがじぃちゃんに戻ってるのが嬉しい」「頼もしい愛おしいなぁ」「泰樹さん若返る。さすが元祖開拓者!」といったツイートが集まった。