女優の上野樹里が主演を務め、俳優の時任三郎と親子役で共演する月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の特別編が、2時間スペシャルとして今夜30日に放送。上野ふんする朝顔と風間俊介演じる桑原が出会うこととなった事件が明かされる。


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 本作は、2006年に「週刊漫画サンデー」で連載を開始し、人気を博した同名漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)をアレンジしてドラマ化。東日本大震災により母が行方不明となった経験を持つ法医学者・万木朝顔(上野)が、父でベテラン刑事・万木平(時任)と共に、解剖と捜査というそれぞれの立場から遺体の“生きた証”を見つけ出すため、懸命に遺体と向き合う姿を描く。

 先週放送された最終回では、父の平(時任三郎)、夫の桑原(風間)、娘のつぐみ(加藤柚凪)とともに、震災以来行くことができなくなっていた母・里子(石田ひかり)の生まれ故郷を訪れ、祖父の嶋田浩之(柄本明)とも再会し、新たな1歩を踏み出した朝顔。

 特別編では、そんなある日、興雲大学法医学教室に出勤すると、光子(志田未来)、高橋(中尾明慶)、熊田(田川隼嗣)、丸屋(杉本哲太)、絵美(平岩紙)、藤堂(板尾創路)らがミーティングの準備をしていた。

 この日、運ばれてきたのは推定70歳から80歳の高齢者の遺体で、外傷もなく、身元につながる物は一切身につけていなかった。また、指紋を調べても何も出ず、歯も1本もない状態。山倉(戸次重幸)、森本(森本慎太郎)、江梨花(坂ノ上茜)ら野毛山署強行犯係は、少しでも遺体について何か分かるよう、解剖に一縷(いちる)の望みをかけていた。

 主任教授の茶子(山口智子)が不在のため、朝顔と藤堂が解剖にあたるが、あまりにも手がかりの無い遺体を前に、朝顔はある事件を思い出す。

 果たして、朝顔たちは遺体の身元を究明できるのか?そして、遺体に秘められた悲しすぎる真実とは?さらに、朝顔と桑原が出会うこととなった事件とはいったい…。

 ドラマ『監察医 朝顔 特別編 ~夏の終わり、そして~』は、フジテレビ系にて今夜9月30日21時放送。
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