【写真】3・4期生がキュート! クイズ対決も白熱した、乃木坂46「3・4期生ライブ」フォト集
開演前、メンバーが鑑賞時の注意事項を告げる“影ナレ”を務めたのは、3期生の吉田綾乃クリスティーと4期生の田村真佑による、それぞれの最年長コンビ。互いに「代々木のみなさん、2日目盛り上がっていけますか?」「最終日、みんなで盛り上げていきましょう!」と鼓舞すると、客席には場内を揺らすほどの歓声が響いた。
わずかな間を置き、過去のライブ映像をベースにした3期生と4期生の紹介映像とともに流れたのは、開演を告げる「Overture」。そして、3期生の山下美月による「みなさん、私たちに会いたかったですか?」の掛け声もあった1曲目の「おいでシャンプー」から早くもボルテージを高めた会場。「ガールズルール」「裸足でSummer」「トキトキメキメキ」「キスの手裏剣」と続く冒頭からのたたみかけるようなセットリストもあいまって、花道やメインステージと会場を縦横無尽に駆け回るメンバーへ熱い視線が注がれた。
いったん静けさを取り戻したメインステージ上のトークでは、3期生の向井葉月が「初日に見に来てくださった1期生と2期生の先輩たちから『葉月を見てると元気になれる』と言われたのがうれしかったです」と告白。客席に向けて「もっと声聞かせてよ!」とあおるも自己紹介を忘れた中村麗乃がはにかむ姿も。また、伊藤理々杏は「リハーサルから4期生のフレッシュさやパワーが伝わってきて、私たちもみんなに負けないような姿を見せれば」と意気込みを明かした。
その後、衣装チェンジを済ませた4期生たちのパフォーマンスへ切り替わり、彼女たちをフィーチャーした楽曲「4番目の光」や、グループの黎明期から歌い継がれる「会いたかったかもしれない」、花道を全速力で駆け抜けた「ハウス!」を披露し、続いて壇上ではMCが繰り広げられた。
初日に結成日を「12月3日」にすると発表した4期生たちの口火を切った田村は「もう少しで1年経つので、2年目の目標を」とトークを展開。筒井あやめは「来年の4月から高校生になるので少し大人っぽく、色気も出しながらカッコいい曲にも挑戦した」と意気込みを見せた。
そして、パフォーマンスは3期生へと切り替わり、壇上では彼女たちが主役となる「三番目の風」や「自分じゃない感じ」を披露。再び舞台は4期生の出番となり「図書室の君へ」やピアノでアレンジされた「羽根の記憶」が繰り広げられると、めまぐるしいスポットライトに照らされながらのダンスパートから始まった3期生たちのブロックへ。メインステージや花道、後方のステージを使い客席へと近づきながら「日常」「自由の彼方」「思い出ファースト」で会場を盛り上げた。
その後、みたび静けさを取り戻した会場では、高橋大輔アナウンサーの進行による「3期生 vs 4期生 乃木坂46クイズ対決」を展開。それぞれの“乃木坂愛”を試す早押しクイズ企画で初日に勝利した3期生たちは「ご褒美のフルーツがおいしかった」と感想を吐露。大園桃子は「昨日も勝ったので、今日も絶対に勝ちます」と先輩の意地を見せていた。
全5問を通して勝利を収めたのは3期生だったが、途中、客席に「3期生と4期生のどちらを応援しますか?」と拍手を求めた場面で、3期生への声援が少なかったことに対して「ご褒美はうれしいんですけど、みなさん新しい子たちに目移りするし自分たちの声援が少なかったのはメンタルに来ました」と山下が愚痴をこぼし笑いを誘う一幕もあった。 パフォーマンスへ戻ったメンバーたちは、3期生と4期生の混合によるシャフルユニットでの楽曲を続けて披露。3期生の岩本蓮加や大園、向井、4期生の筒井や矢久保による「でこぴん」では、曲中でメンバーたちがスクリーンに向かって「仲直りのキス選手権」を繰り広げたほか、多彩な組み合わせで「あらかじめ語られるロマンス」や「欲望のリインカネーション」「私のために誰かのために」を歌い上げた。
壇上のMCを挟み、全員でのパフォーマンスを展開したグループは大園と与田がセンターを務めた「逃げ水」を皮切りに、「夜明けまで強がらなくてもいい」や「不眠症」「僕の衝動」「未来の答え」を披露し、続く「空扉」では曲中で梅澤、久保、山下がスクリーンに映ったグループへ対する直筆のメッセージを朗読。
その後、客席から飛び交った“乃木坂46”コールを受けて、アンコールでメンバーたちが再び登場。メインステージや花道、後方のステージに加えて、2階スタンドの内周をまわるトロッコにもメンバーが散らばり「ロマンスのスタート」「自惚れビーチ」を披露したほか、続く「ダンケシェーン」の最後でメンバーが「やっぱ乃木坂だな」とつぶやくと、ファンからは大きな歓声が上がった。
ステージではMCが展開され「3期生のみなさんとライブができてありがたかった」と吐露した筒井は「背負う責任に不安もあったけど、必死に追いつきながら頑張ることができました」と感想を告白。岩本は「舞台などもありリハーサルでもなかなかメンバーがそろわないことに不安もあったけど、ファンのみなさんからの“圧”に勇気をもらった」と感謝を伝え、さらに、「ライブを通して4期生のみんなとの距離も縮まり、これからもっともっと近付いていきたい」と後輩への思いを巡らせた。
グループを象徴する紫色のサイリウムの光に包まれた中で、最後に披露された楽曲は「乃木坂の詩」。梅澤が「ここにいるメンバーなら、何があっても立ち向かっていける」と強い誓いを掲げ、のべ30曲にわたりこん身のパフォーマンスを繰り広げた、この日の公演を締めくくった。乃木坂46「3・4期生ライブ」セットリストは以下の通り。
M0「Overture」
M1「おいでシャンプー」
M2「ガールズルール」
M3「裸足でSummer」
M4「トキトキメキメキ」
M5「キスの手裏剣」
M6「4番目の光」
M7「会いたかったかもしれない」
M8「ハウス!」
M9「三番目の風」
M10「自分じゃない感じ」
M11「図書室の君へ」
M12「羽根の記憶(ピアノver.)
‐DANCE INST‐
M13「日常」
M14「自由の彼方」
M15「思い出ファースト」
‐乃木坂46クイズ‐
M16「でこぴん」
M17「あらかじめ語られるロマンス」
M18「欲望のリインカーネーション」
M19「私のために 誰かのために」
M20「逃げ水」
M21「夜明けまで強がらなくていい」
M22「不眠症」
M23「僕の衝動」
M24「未来の答え」
M25「空扉」
M26「ぐるぐるカーテン」
EN1「ロマンスのスタート」
EN2「自惚れビーチ」
EN3「ダンケシェーン」
EN4「乃木坂の詩」