【写真】10数年ぶりに川原家に戻ってきた八郎(松下洸平)
マツ(富田靖子)が亡くなり、喜美子(戸田恵梨香)が一人で暮らし始めて3年半。
八郎は玄関をくぐると、喜美子に「こんにちは」と挨拶し「お久しぶりです」と深々と頭をさげる。亡くなったマツに手を合わせにきたという八郎に、喜美子は申し訳なさそうに「お声かけんですいませんでした…」と頭をさげる。そして八郎が仏壇に手を合わせていると、その場に居合わせた照子が喜美子に「何年ぶり?10年?もっとたつか…」とポツリ。喜美子はため息交じりに「そやなぁ…」とつぶやく。
10数年ぶりに再会した喜美子と八郎のやりとりに、ネット上には「このよそよそしさ悲しい」「せっかく再会したのに、この他人行儀の会話つらい…」「敬語なの切ないねぇ」といったコメントが多数寄せられた。
居間で向き合ったかつての夫婦は、息子・武志(伊藤健太郎)について静かに言葉を交わす。陶芸家を目指す武志を心配している様子の八郎は「何か相談事があれば…」と気遣うと、喜美子は「いえ」とさえぎり「卒業後の進む道が決まったんで、きちんとお伝えしておこう思ただけです」と応える。そして喜美子は姿勢を直すと「改めてきちんとお礼言わせていただきます。長い間毎月欠かさず、武志のためにありがとうございました」と深々と頭をさげる。
喜美子と八郎の夫婦関係が改めて終わりを迎えたことを象徴するような描写に、ネット上には「儚すぎないか??涙が止まらん」「どっちも悪くないのになんで~泣けるよ~」「朝から号泣」などの声が相次いだ。