発表で「より良いコンテンツ制作に向けた『プロダクションマナービデオ』導入のお知らせ」と題し、「弊社は、自社で制作する映像や番組、大型ライブ、ツアーなどのコンテンツについて、出演者を含む社内外のスタッフが気持ちよく働き、お客様により楽しんでもらえるコンテンツを制作することを目指し、『プロダクションマナービデオ』を9月より導入しますのでお知らせします」と報告した。
導入について、「近年、映画や映像コンテンツの制作現場においても、監督、出演者、スタッフ等の地位や役割にかかわらず、お互いを尊重し合いながら制作を行うことが国内外でスタンダードとして求められております」と説明。
「これまでも、弊社では、所属タレントに対して、外部弁護士等の有識者にも参加いただく大規模コンプライアンス研修を毎年開催し、年1回の契約更新時の面談や、常時相談できるホットラインの開設など、タレントがコンプライアンスについて知識をアップデートしつつ、不安に思った際には気軽に相談できる環境を整えてきました。また、社員に対しても、各種ハラスメントや人権、SNSなどをテーマにしたコンプライアンス研修を随時実施するなど、コーポレートガバナンス及びコンプライアンス徹底の強化に努めてまいりました」とつづった。
今回の導入については、「これまでの取り組みに加えて、弊社が主体的に関わるコンテンツ制作の開始時において、社内外のスタッフに、他者の尊重や注意すべき言動、労務・衛生管理など、職場環境を向上するための基礎知識をまとめた映像を視聴していただくことにしました。これにより、お互いが気を付けるべきことを確認し、出演者・スタッフ全員で、お客様により楽しんでもらえるコンテンツを作るという意識の共有を図ってまいります」と解説。
また、「お客様に『おもしろい』『楽しい』と感じていただく基準、価値観は、時代とともに変化してきました。昔から変わらず、『おもしろい』『楽しい』と感じてもらえる表現もあれば、現代では不快な印象を与えてしまったり、受け入れられなくなったりする表現もあります」とも説明。
「弊社はこれまで、時代の変化に対応しながら、その時において最も楽しんでもらえるコンテンツ作りを目指してきました。これからも、『おもしろい』『楽しい』を追求し、皆様の期待を超えるようなコンテンツをお届けできるように努めてまいります」と宣言した。