【写真】ドラマ『スパイの妻』フォトギャラリー
本作は、黒沢監督初となる8K・スーパーハイビジョンで撮影される究極のラブ・サスペンス。
1940年、神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商の男は、妻・聡子(蒼井)を残し満洲へ赴く。男はそこで偶然目にしてしまった世にも恐ろしいできごとを、世界に知らしめなければならないと心に決め、行動に移そうとする。
その頃、聡子は幼なじみである憲兵・津森泰治に呼び出され、優作が満州から連れ帰ったという女の死を告げられる。嫉妬に駆られた聡子は優作を問い詰めるも、やがてその意志を知り、彼の身の安全と2人の幸せのために驚くべき行動に出る。幸福で平穏な日常が戦争という時代の波に翻弄される中、果たして、聡子と優作がたどり着く運命とは―?
高橋が演じるのは、蒼井演じる主人公・福原聡子の夫で貿易商・福原物産社長の福原優作役。高橋は「クラシックな物語性と新しい試み。リズムに還元されてしまいそうな劇的な台詞の数々。初めての黒沢組は終わって欲しくない程充実した時間の中でお芝居をさせていただきました。この作品の完成が心から楽しみです」とコメントした。
また、本作の音楽を、「ペトロールズ」のフロントマンであり、椎名林檎を中心に結成された「東京事変」では浮雲の名で活動するギタリストの長岡亮介が担当することも併せて発表された。
ドラマ『スパイの妻』はNHK・BS8Kにて6月放送予定。