【写真】重厚な演技で大物作曲家を演じた志村けんさん
オープニングのタイトルバックが始まると、小山田耕三役として志村さんの名前がクレジットされ、さらに画面には「志村けんさんは3月にお亡くなりになりました 謹んで哀悼の意を表します」とテロップが表示された。
第25回では裕一(窪田)と音(二階堂ふみ)による演奏会の盛況ぶりが描かれた。そしてラストシーン、演奏会の成功を伝える新聞記事に目を通しているのは、日本を代表する西洋音楽の作曲家・小山田耕三。裕一が国際作曲コンクールに入選した“若き天才作曲家”と紹介された記事に目を通した小山田は、新聞を机に放ると「本物かまがい物か、楽しみだねぇ…」とつぶやく。
小山田に扮した志村さんが、ラストシーンで圧倒的な存在感を見せると、ネット上には「志村さん味があるなぁ」「空気が変わった」「めちゃくちゃ渋い、カッコイイ…」などのコメントが相次ぎ、さらに生前の元気な姿に対して「泣ける」「涙が出た」「涙が止まらなかった」といった反響も巻き起こっていた。