女優の比嘉愛未が主演する7月スタートのドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の追加キャストとして、白石聖、徳永えり瀬戸利樹佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐の出演が発表された。いずれも比嘉とは初共演。



【写真】比嘉愛未「楽しくてキラキラとした作品を作っていけたら」 主演ドラマ『推しの王子様』撮影開始

 本作は、乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲームの総称)を手がけるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長・日高泉美(比嘉)が、借金取りから逃げようとしていた五十嵐航(渡邊圭祐)と偶然出会い、無作法で無教養で無気力な航を理想の男性に育てるため奮闘する、“逆マイ・フェア・レディ”な日々を描く。

 白石が演じるのは、「ペガサス・インク」のインターンとして働く大学生の古河杏奈。泉美と同じく乙女ゲームが大好き。特に『ラブ・マイ・ペガサス』の大ファンで、泉美に憧れてやまない。女子力は非常に高く、航とは高校時代の同級生で、ひそかに好意を寄せている。

 徳永は、「ペガサス・インク」のデザイナーで、2.5次元俳優が“推し”の渡辺芽衣を演じる。デザイナーとしての腕は優秀だが、繊細で感情が表に出やすく、“推し”の俳優に何かあった時などは号泣してしまうことも。

 瀬戸が演じるのは、「ペガサス・インク」のプランナー・有栖川遼。実直で裏表がない反面、つい物言いがストレートになることが多く、航とぶつかることもしばしば。歴史好きで、休日は城巡りへ。

 佐野は、「ペガサス・インク」のデザイナーで、女性アイドルの「26時のマスカレイド」にハマっている小原マリにふんする。「ペガサス・インク」唯一の既婚者であり、しっかり者でいつも朗らかなマリは、「ペガサス・インク」の頼れる姉貴的な存在だ。


 谷が演じるのは、「ペガサス・インク」のエンジニア・織野洋一郎。どんなトラブルがあっても常に冷静沈着。謙虚で場の空気を読むこともうまく、織野がいることが周囲の潤滑油になっていることがある。また、編み物好き男子でもある。

 藤原は、泉美の家の近くにある中華料理店でアルバイトをしている藤井蓮を演じる。無類の音楽好きで、プロのミュージシャンになることを夢見て、路上ライブを中心に活動中。泉美が週1回、仕事を忘れて『ラブ・マイ・ペガサス』に没頭する日には、蓮が決まってチャーハンを届けに来る。
 
 それぞれに“人生をかけて好きもの”があり、まさに全員にとって新境地となる個性豊かなキャラクター。全員初共演となる比嘉とどのような掛け合いを見せるのかにも注目だ。

 木曜劇場『推しの王子様』は、フジテレビ系にて7月より毎週木曜22時放送。<出演者コメント全文>
◆白石聖
「この役を頂いたとき、私の得意分野でもある乙女ゲーム題材の作品がついにきた!と、とても嬉(うれ)しく思いました。私も杏奈と同じく、推しのおかげで頑張れるだとか、そういった気持ちに共感できるのですが、そこにリアルな恋愛が関わったときにどうなるのかがとても楽しみです。
杏奈を生きる上で、何事にも一生懸命なまっすぐさを大切にしたいと思います」

◆徳永えり
「芽衣は2.5次元好きで“推し”の舞台に通いつめるほどの情熱の持ち主です。大好きなものを大事にするこの役を、楽しく演じられたらいいなと思っております。また<ペガサス・インク>の社員は、みな個性豊かな人ばかりなので、互いの趣味嗜好(しこう)を尊重し合いながらも、働くことの楽しさが伝われば嬉(うれ)しいです」

◆瀬戸利樹
「小さい頃から時間を忘れて熱中してしまうほどのゲーム好きなので、今回ゲームのプランナーである有栖川役のお話をいただいた時は本当に嬉(うれ)しかったです!ドラマの中ではありますが、同じ目標を持った仲間たちと新しいゲームを開発できることに今からワクワクしています。また、有栖川はムードメーカーでもあるので、自分自身の明るい性格を最大限に活(い)かしていきたいと思っています。精いっぱい頑張りますので、楽しみにしていて下さい!」

◆佐野ひなこ
「私が演じさせていただくマリは、ニジマスを応援しているアイドルオタクなんです。ゲームを始め、自分自身もオタク気質なところがあり親和性を感じていて、とてもワクワクしています。私は、好きなことに対しては徹底的に貪欲に追求する一面があるので、そういったところを役作りに生かしていきたいと思います。そしてマリは既婚者で子供がいる設定です。自分にはまだ経験した事がない役所にドキドキしていますが、家庭がありながらも好きなお仕事を続けていることが素敵な女性だなと思うので、そういったところも見てもらえるよう頑張りたいと思います!」

◆谷恭輔
「織野を演じる上で編み物を始めたのですが、今やそれが楽しくて楽しくて家でも気がつけば時間を忘れてやっています。自分自身あまり趣味がない人間ですが、何かの沼にハマる気持ちが分かった気がして、この作品で織野を演じるのがより一層楽しみになりました!趣味はその人の人格や生活リズムにも影響すると思います。織野がハマっている編み物という沼を手かがりにこの作品の沼にハマっていくことを楽しみにしています!」

◆藤原大祐
「中華料理屋でバイトをしている18歳の男の子、藤井蓮を演じさせて頂きます。蓮に関しては限定的な情報があまりなく非常に自由度が高いので、演じるのがとても楽しみです。
男女の恋模様や会社でのお話に直接的に関わらない役だからこそ、この作品のスパイスとなって、アクセントを与えられるように頑張ります。また彼が夢に向かって走り続ける姿にも注目して頂ければ幸いです」

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