世界大戦を止めろ！―『キングスマン』新作、“超過激アクション”満載のファイナル予告

　世界興行収入900億円超えを記録したスパイアクション映画『キングスマン』シリーズの最新作『キングスマン：ファースト・エージェント』の新たな日本公開日が、12月24日に決定。“超過激アクション”満載のファイナル予告編が解禁された。

【動画】過激アクション満載！『キングスマン：ファースト・エージェント』ファイナル予告

　本作は、スタイリッシュな英国紳士が、ド派手で超過激なスパイアクションを繰り広げてきた、『キングスマン』（2015）、『キングスマン：ゴールデン・サークル』（2018）に続くシリーズ第3作。表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織“キングスマン”の、歴史の裏に隠された秘密結社の誕生秘話が明かされる。

　国家に属さない秘密結社“キングスマン”。彼らの最初の任務は、世界大戦を終わらせることだったー。1914年。世界大戦を密かに操る闇の狂団に、英国貴族のオックスフォード公と彼の息子コンラッドが立ち向かう。人類破滅へのタイムリミットが迫る中、彼らは仲間たちと共に闇の狂団を倒し、戦争を止めることができるのか。

　いよいよ今年のクリスマスイブに公開されることが新たに決定した本作。今回解禁されたのは、紳士たちの超過激アクションと小粋なセリフが光るファイナル予告編。「我々は国家に属さないスパイ組織だ。政府はもたついてる。我々が動くぞ」とクールに語るオックスフォード公（レイフ・ファインズ）とコンラッド（ハリス・ディキンソン）が、今なお歴史にその名を残す最強の敵である“不死身の怪僧”ラスプーチン（リス・エヴァンス）と、血しぶきが舞う激しい戦いを繰り広げる。

　映像の後半からは、ロシアの愛唱歌「カリンカ」にのせて、敵の頭を吹っ飛ばす超過激バトルや、キングスマンシリーズに欠かせないユニークなスパイガジェットが繰り出されるなど、ド派手アクションの数々が展開。スーツという名の戦闘服を身に纏った紳士が、戦闘モードに入った瞬間華麗な肉弾戦を繰り広げるというギャップが光る一方で、ウィットに富んだ粋な台詞でクスっと笑わせる、キングスマンシリーズならではの世界観の一端を収めた過激な新予告となっている。

　これまで“キングスマン“シリーズ全てを手掛けてきたマシュー・ヴォーン監督は、本シリーズについて「キングスマンというテーラーの店がそれらすべてを繋ぐリンクであるのは確かだ。紳士とは何かというテーマや、『マナーが紳士を作る』や、人には優しくといったことは、3作を通して毎回描かれている」とコメント。
　
　最新作については「（過去2作と）異なる点は、本作はより歴史的で、これまでの僕のどの作品においてもやったことのなかった領域を追求しているということだ。試写を観て判明したのは、『キングスマン』が好きな人ならこの映画を気に入るということ、そして『キングスマン』が好きでなくても本作を気に入り、驚くということだった」とアピールしている。

　映画『キングスマン：ファースト・エージェント』は12月24日より全国公開。