つい先日、覚せい剤及び大麻所持で逮捕された加勢大周容疑者。大麻に関しては自宅で栽培までしていたというから何をか言わんやだ。
完全に奈落の底へ落ちた加勢だが、今から17年前のタモリのひとことが「全ての始まりだった」と明かす芸能プロ幹部がいる。

 この幹部によれば、当時、吉田栄作織田裕二と並んで人気絶頂だった加勢はフジテレビ『笑っていいとも!』のオープニングゲストとして呼ばれたという。そこでタモリが加勢に「売れているね。ギャラはいくらもらっているの?」と突然切り出したのだ。

 加勢はこのとき「17万5000円です」と正直に答えてしまった。それを聞いてタモリは「安すぎだよ! そんな事務所辞めて独立しちゃえよ」と冗談まじりにけしかけたのだ。

加勢は顔をこわばらせながら何も答えなかった。芸能界のしきたりも知らずにただ当時の事務所を信用してついていっただけの加勢にしてみれば、17万5000円という数字が安いか高いかも皆目見当がつかなかった年頃だった。それがタモリの一言で......。

 その後、加勢の事務所社長は「特別ボーナスを1000万円出す」と言ってきたにもかかわらず、加勢は独立騒動を起こし大トラブルに。例の「新加勢大周騒動」でワイドショーの主役に躍り出るが、これがイメージダウンとなったことは衆目の一致するところだろう。もちろん独立後はパッとした活躍もできずに、最終的に今回のクスリでの逮捕となりジ・エンドとなってしまった。

 無論、加勢が犯した罪の責任がタモリにあるわけではないが、もしあのとき......と思わずにはいられないエピソードである。



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